見出し画像

おかあさん、めっちゃ痛かったってゆうてた!(いのちのきょうしつ in 大阪)


あかちゃんが生まれてくるとき。
ママも赤ちゃんも顔を真っ赤にして
とってもとっても頑張るんだよ。


この日は4歳児さんばかりでしたが、
みんな自分がどうやって生まれてきたのか。
恐竜さんみたいにたまごからは生まれてきていないこと。
ちゃんと知っていました。

帝王切開で産まれてきた子が二人居ましたが、
ママのおなかの傷のことも 
ちゃんと理解していました。

4歳さんでもこんなに理解できるだなあ
そして、ママたちが日ごろから生まれてきたときのお話をしているんだなあ… と感動しました。


「わたしはちょっと苦しくなったからおなかを ぱちっ て切った。おかあさんめっちゃ痛かったってゆうてた」

聞いていたママたちは大笑い。

「ぼくはおなかの中から出てこおへんかったから、
先生にママのおなかを切ってもらってママと会わせてせてもらった」

会わせてもらった… ママに会いたかったんだね。。
聞いていたママたちはうるうる。


そうなの。
どんな方法であっても。
赤ちゃんに会うのは
簡単なことではなくて、そしてとんでもなく痛い…

でも苦しんでいるあなたを見るのは
自分の苦しみより辛い

だからおなかを切ってもいい 
自分に傷が残ってでもいい

あなたに 生きてほしい。。

いつかこうやって あの時の壮絶なドラマを…
我が子がみんなの前で堂々と話している姿を見たとき。

あの出産を乗り越えて
今ここに居てくれるわが子を。
抱きしめることができる今を。
心から愛おしく感じるのと同時に、
ママ自身も、
新たな命を生み出せた奇跡、
生み出した自分の命の凄さを
感じるのではないかと思います。

そして、子どもたちは生を受けたこと、
ママと協力して必死に生まれてきたことはすごいことなんだと感じ、
何か特別でなくても。
できないことが多くても。

生きていい。

明日からちょっとだけ胸をはってくれる気がしています。

涙と笑いで忙しい、幸せなワークショップでした。

ママの講座中、子どもたちがたくさんハグしにきたのも、
ママの周りにおもちゃを並べるのも。。かわいかったなあ。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?