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【読書日記】 「代謝を上げると、もっと健康になる!」を読む

「代謝」ということばがずっと気になっており、自分の体の状態はどうなのか、どうすればよいかを知りたくて読みました。

第一刷:2018年12月10日
発行元:株式会社三笠書房
著者:鶴見 隆史
内容:代謝を上げると、あなたの体は「細胞レベル」で若返りをはじめ、健康になっていきます。「免疫」、「体温」、「体調」はぐんぐん上がり、逆に、「体重」、「血圧」、「血糖」はみるみる下がるのです。代謝を上げるコツは、毎日の食事を少し変えるだけ。激しい運動も、厳しい節制も必要ありません!本書では、酵素栄養学の権威である鶴見先生が、代謝を上げる「酵素食」を一挙にご紹介します。(amazonより)

「代謝」ということばの意味がようやくわかった

代謝とは、「消化・吸収・エネルギー生産・排せつ」の化学反応のプロセスのことを言います。このプロセスがスムーズか滞っているかで、「代謝がいい」とか「代謝が悪い」というそうです。

やっと、すっきり理解できました。

代謝についてやっと理解できた


代謝とは、プロセスのことなので、この4つの一つでもうまく働かないと、うまく機能しなくなるのですね。
汗をかく、排便する、食物を咀嚼するなど、具体的な活動をあてはめるとよくわかりました。

この本では、代謝がよいということは病気を跳ね返す健康な体を作ることにつながることが強調されています。
私は、このことに加え、代謝がよいと気分がスッキリ、はつらつとなるということを感じました。読んでいるだけで、なんだか気分がよくなりました。


以前の定説が現在では間違いということはよくある
研究者によって異なる意見のこともある

私の小さい頃は、「米は最高の食べ物」と教えられ、とにかく米をたくさん食べるように言われました。
少し前は、「牛乳を飲むと、骨が強くなり、骨粗鬆症になりにくいから、どんどん飲みましょう」と牛乳を勧められました。
この本では、この二つは否定されています。

どの情報を自分のものとするか、考えることが大切


他にも、以前は正しいとされていたけれども、最近の研究では「そうではない」とわかったことがたくさんありますね。
そういった情報をキャッチしておかないと、間違ったことをして「それは昔の迷信だ」と反対されそうですね。

また、研究者によって、異なる意見を発信されていることもあります。
最近見たYouTubeでは「朝食は食べないほうがよい。胃に負担をかけるから」と。
少し前に読んだ別の本では「朝食は、エネルギー源となるのでしっかりとるように」と。
この本では、「朝食は、時間と内容を考えて、軽くとるのがよい。」と。

どの説も理由を説明され、どれも納得するものでした。
一つだけの意見を聞いて、それに従うのではなく、いくつかの意見を聞き、自分の体や生活スタイルに合うものに取り組みたいと思いました。

自分に合うことを無理ない範囲で取り組みたい

代謝をあげるために私がやってみたいこと

代謝をあげるための、食事の基本は「酵素食」ということです。
酵素食とは酵素を多く含む食べ物。その代表は、生のフルーツや野菜だそうです。しかもすりおろすと、より酵素が活性化するとは、驚きです。

食べすぎるとなぜいけないのか、そんなこともわからずにいました。食べすぎると消化酵素の働きが追いつかないのですね。そして不要物がどんどん体内にたまった状態になるそうです。

私にとっては、発見の連続、情報満載でした。
その中でも、やってみたいことをあげます。

フルーツと生野菜を食べる

・毎日フルーツと生野菜を食べること・・バナナ、ブルーベリーが特によいかな
・野菜をすりおろして食べること・・きゅうりをすってみたいな
・納豆を常備すること・・最近の納豆はそんなに臭くないので朝食べてもいいかな
・からだを暖かくして寝ること・・寝る前の薄着の時は必ず何か羽織っておく

まずはこれだけから。
無理せず、ゆったりと取り組もうと思います。

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