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草刈りイベントで実感した!長靴にインソールが必要な理由

ども、義肢装具士の佑吉です。

先日、島根県雲南市で行われた草刈りイベントに参加し、地域の農家さん宅に民泊させていただきました。そこでの経験から、長靴にインソールが必要な理由を改めて実感しましたので、今回はその点についてお話ししたいと思います。


長靴の必要性と課題

農作業やアウトドアイベントでは、長靴が必需品です。特に草刈りでは、足元を保護し、ぬかるみや湿った環境でも快適に作業を進めるために欠かせません。しかし、長時間履いていると足が疲れたり、痛くなったりすることが多々あります。これは、長靴のクッション性やフィット感が不足しているためです。更に、靴底の柔らかさなども影響しています。

草刈り作業と地面の不安定性

草刈り作業では、地面が非常に不安定であることが多いです。田んぼの畔などでは、ぬかるみや凹凸、雑草による足元の不安定さが常に伴います。このような状況では、通常の靴では十分なサポートが得られず、足元が不安定になりがちです。長靴はその点で優れた保護機能を提供しますが、インソールを追加することでさらに安定感が向上します。

長靴の特徴

長靴は防水性を高めるため、ボリューム調整機能を有していないモノがほとんどです。そのため、少しルーズに作られており、長靴の中で足がずれやすくなっています。更に、靴底が柔らかく出来ているモノが多く、地面の凹凸を把握しやすくなっています。この事によって、地面の状態がよくわかるのですが、足のアーチ構造を壊してしまう可能性がとても高くなってしまうのです。

インソールの重要性

そこで、インソールの出番です。適切なインソールを使うことで、長靴の履き心地が劇的に改善されます。以下は、インソールの主な効果です。

  1. クッション性の向上: 長時間の作業でも足にかかる衝撃を吸収し、疲れにくくします。長靴の種類にもよるとは思いますが、靴底の素材がスニーカーのようにクッション性があるものが少なく、地面からの衝撃を吸収しにくくなっているため、インソールで補うことができます。

  2. フィット感の向上: 足にフィットすることで、靴の中で足が滑るのを防ぎ、安定性が増します。長靴の中で足が滑って動いてしまうと、滑ることを防ぐために、足の指などで踏ん張ってしまうなど、無駄な力が入ってしまい、疲れやダルさの原因になってしまうので、フィットさせることがとても重要です。

  3. 足のサポート: アーチサポートが足の自然な形状を保ち、足の負担を軽減します。長靴の靴底は、ウォーキングシューズなどと比べると柔軟性のあるものが多く、地面の形状を把握しやすい利点がある反面、足のアーチ構造を崩してしまいやすくなります。これをサポートしてやることにより、負担を減らすことができます。

実際の体験談

今回の草刈りイベントでは、私の作るお試しインソールを長靴に入れて、試してもらいました。多くの参加者から「これまで感じたことのない快適さ」「足の疲れが軽減された」といった高評価をいただきました。私自身も、長時間の作業にもかかわらず足の疲れを感じることなく、快適に過ごすことができました。

選び方のポイント

長靴とインソールの相性を最大限に引き出すためには、以下のポイントに注意して選びましょう。

  1. サイズの確認: 長靴のサイズに合ったインソールを選ぶことが重要です。インソールが大きすぎると靴の中で動いてしまい、逆に小さすぎるとサポートが不十分になります。

  2. 素材の選択: 防水性のある素材を使ったインソールを選ぶことで、クッション性と耐久性だけでなく、汚れを洗い流すことができます。

  3. フィッティング: 自分の足のアーチ形状に合ったモノや、身体の状態に合ったモノを選ぶことで、足や身体の負担を軽減し、長時間の作業でも快適さを保てます。

まとめ

長靴とインソールの組み合わせは、農作業やアウトドアイベントでの足元の快適さを大きく向上させます。適切なインソールを選び、長靴の中に入れるだけで、驚くほどの違いを感じることができるでしょう。特に、地面が不安定な草刈り作業では、安定感と快適さが大きな助けになります。また、草刈り機は、刃がついたモノを振り回して作業をします。足元が不安定であると、危険が高くなりますので、自己のリスクを下手すためにも、インソールを使うことをオススメします。
足の健康を守るため、自己のリスクを減らすため、ぜひ試してみてください。

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ではでは。


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