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埃(ほこり)という存在から見るこの世

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
タイトルの埃(ほこり)って何?という感じですが、お付き合いいただけると嬉しいです。

私、主婦をやっておりますので掃除は人並み程度にするのですが、掃除そのものは得意ではないんですよね。
そんなもんだから、少し前までは「なんでこの世は埃(ほこり)が溜まる仕様なん?」と夫にぶつぶつ言いながら掃除をしていました(夫からすればこの世の仕様だとか考えること自体が理解できなかったようですが)。

ところで、昨日の記事でエネルギーについて書きました。
例えば、買ったはいいもののずっと読まれていない本。お蔵入りしてしまった洋服。このような物達は、埃(ほこり)を被っていきますね。
一方で、しばらく袖を通していなかった服を着た時、積ん読にしてた本を開いた時、掃除を怠っていた所を久しぶりにピカピカにした時。そこにエネルギーが加わった気がしませんか?

人間は、エネルギーの源であり、地球のエネルギーの経由地点です。人間が対象に手をかけて慈しむことで、エネルギーが加わります。
埃(ほこり)が溜まるということは、エネルギーがありませんよ…と地球が教えてくれているのかなと思えますね。

地球から愛されている私たち

地球はいつでも私たちに優しいです。目に見えないエネルギーを、埃(ほこり)というツールで可視化して教えてくれる。
生きることが嫌になった時、何もかも投げ出したくなった時、地球は何も言わない。ただいつもと同じように太陽が輝き、風が吹き、雲が流れる。何か言うとしたら、自分自身を含めた人間なのですよね。
私たちは、この世に生きていることにもう少し素直になる必要があるのでしょう。

子育てにおけるエネルギー

息子の保育園卒園式の時、当時の理事長先生がこんな言葉を贈ってくださいました。
「保護者の皆さんは仕事と子育て両方やらなければならず大変でしょうけど、ぜひ子どもには手をかけてあげてください。その時嬉しくなった気持ちを本人はいずれ忘れてしまうけど、大切にしてもらった記憶が心のひだに刻まれ、そうして人間の根っこが作られるのです。」
人間も地球の自然の一部ですから、この世の法則と同じ。手をかけてエネルギーを注ぐことで育つ。大人になり大切なことを忘れてしまった私たちは、子どもを通してそれを思い出す過程にいるのかもしれません。

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