【ファシリテーショングラフィック】議論を速くかけるようになるには
速くかけない(議論に追いつけない)という悩みはよく聞きます。でも、それは当たり前ではないかと思います。
人は話すスピードと聞いた内容を書き起こすスピード、どちらが速いかと言われれば、圧倒的に話すスピードの方が速いです。いろいろな練習をして手を速くすること、速くかくコツはいくつかありますが、やっぱり、話すスピードの方が速いので、なるべく話すスピードに追いついていくコツをいくつか紹介します。
議論をかくマインド
まず、速く書くコツの前に前提としてマインドの話をしたいと思います。前提というのは、速く書くあまり、読めない字にならないようにしようということです。
読めなければ議論を見ながら会議をすることにはならないので、読める字を書くということは大前提です。それともう1つ、書きましょうという話をしたときによくある悩みは字が下手という悩みです。字が上手い、下手は関
係ないので、「書きましょう」とよくお話をさせていただくのですが、下手でも書いた方が断然よいです。
そして、その時のマインドとしては、上手くかくというよりも丁寧に書くと心に思っておくことです。またもともと字が上手い人も綺麗に書くのではなく、丁寧にかくことです。会議の議論を書くことは美術品を創作することではないので、最低限、参加者が書かれている内容を読みながら議論を進めることが出来ることが目的です。
議論を速く書くコツ
議論を速くコツ1つ目(漢字が分からなくなった時の書き方)
パソコンで仕事をすることになって以来、普段、文字を書かなくなったからか、漢字を忘れていることが増えていますが、みなさんはいかがですか?結構忘れている人も多いのではないでしょうか。そんな感じを忘れたとき、あの漢字なんだっけ?と考えていると話はどんどん進んしまいます。
そこは、悩まず漢字をあきらめましょう。ただし、書くのはひらがなではなくカタカナで書いておきます。そうすることで、なんとなく意味があるようにも見えて、漢字を忘れたことを参加者に悟られずに進めることが出来ます。
議論を速くコツ2つ目(フォーマットを事前に用意する)
書くフォーマットを事前にいくつか用意をしておきましょう。会議等であれば、事前にアジェンダや会議の目的(ゴール)などは出ていることも多いのではないでしょうか。
自分の中で事前に発散系の議論であれば、こんな感じとか、収束系の議論であればこんな感じのようにいくつかフォーマットを準備しておき、会議の目的にあわせて、どのように書くかをシュミレーションしておきましょう。そうすれば、話合いが始まって、こう書こうとか、ああ書こうとか悩まず、すっと書き始めることが出来ます。
まとめ
議論を速くかくマインドとコツの話をしましたが普段、会議を見える化、可視化していない人はとにかく書いて議論をしてみましょう。会議室にはホワイトボードはある会社もまだまだ、多いと思いますので、まずはホワイトボードの前に立ち、書いて議論をしてみましょう。
そして書いてみようとホワイトボードの前にたった時にホワイトボードマーカーが書けない、なんてことも多いと思いますので、マイホワイトマーカーを持って会議室に行ってみてはいかがでしょうか。
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