コーヒー豆がポツンと

昼休みにコンビニへ行ったときのこと。自分はいつもパンとコーヒーを買っています。
コーヒーは代金を払うと店員から紙コップを受け取り、マシンを操作して自分で入れて持って帰ります。皆さんも使ったことがあると思います。

(6月撮影)

今日もそのつもりでレジに行き、店員から紙コップを受け取ってマシンへ行くと、別な店員がマシンでコーヒー豆を補充し終えたところでした。店員と入れ替わるように自分がマシンの前に立ち、紙コップをセットして『スタート』を押すと、マシンが動いてコーヒーが徐々に溜まっていきます。その間にミルクとシュガーにマドラーを各1個づつ用意していると、棚の前に

コーヒー豆が1個ポツン

と所在無げに転がっていました。店員がコーヒー豆を補充中に、何かのはずみで飛んでしまったのでしょう。
その姿を見て、自分は

「麦チョコみたいだ」

と思ってしまいました。いや、本当は麦チョコのほうがコーヒー豆に似ているのですが。
といいますか、もっといえば、挽く前のコーヒー豆を目の前で見たのが初めてだったので、麦チョコに見えたのもそうなら、画像でしか見たことがないコーヒー豆を見て、妙な感動をしてしまいました(苦笑)。なぜなら、市中のコーヒー店で見かけるコーヒー豆は、豆ではなく豆を挽いた状態だし、自分が買うのも挽いて粉状になって袋詰めになっているのだから、「豆」といいながら実際は豆ではないわけ。だから、コーヒー豆に驚いたのでした。

そうこうするうちに、紙コップにコーヒーが満たされ、ロックされていたマシンの扉も解除され、出来上がったコーヒーを手にコンビニを出たのでした。何食わぬ顔で外に出ても
「今日はまめまめしく過ごそう」
と思ったのでした。豆をこまめに見ただけに、ね。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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