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成増と池袋

今日のノートは2本立てです。
(1本だと長くなるので)

羽田空港に着いたあとは京浜急行の都営浅草線直通の電車に乗って三田へ行き、都営三田線に乗り換えて板橋本町駅で降りました。降りた先にあるのが、自分にとってのパワースポットです。

縁切榎

縁切榎。
中山道の板橋宿の北端にあたり、悪縁は切るけれども良縁は結んでくれるという御神木です。
自分が最初にここで手を合わせた約2週間後、ドタキャンが常だった知り合いと縁が切れたことで「縁切榎のお陰だ」と思うようになりました。以後、東京在住時は毎月、札幌に移ってからも東京に来たときは必ず立ち寄っています。

そのあとは東武東上線中板橋駅まで歩き、やって来た電車に乗って成増へ。成増は自分が約12年間住んだ場所であり、コロナ禍もあって約5年ぶりの訪問です。
駅を降りて向かったのが、商店街の中の中華料理店。

福しん成増店

昼食で選んだのが醤油ラーメン。残業で夜11時に立ち寄っても、この450円(税込)に何度も救われたものです。

この中華料理店は健在でしたが、近くのダイエー成増店や別な中華料理店は閉店したし、マンション近くのイタリア料理店だった場所も別な業種の会社になっていました。
一方で、住んでいたマンションはそのままの姿だったので、少し安心しました。ベランダの洗濯物で、自分が住んでいた号室には女性が今住んでいるようですが、それ以上の詮索はしないことにします。

成増駅の北口と南口を一筆書きのようにして歩いたあと、東武東上線の急行に乗って池袋へ。

やって来た車両を見て「何度も乗ったっけ」と思いながら何食わぬ様子で乗り、床下から聞こえるインバータとモーター音に「これだよ」と懐かしみました。それとともに、窓から見える景色もあまり変わっておらず、カーブでの車体の揺れやレールの軋む感じも「変わっていない」と思いました。12年間・約8000回乗っていたので、身体が覚えていたようです。

池袋では98年前に創業した洋食レストラン『三笠會館』へ行きました。
このレストランには東京在住時に「高級料理を食べたい」と思ったときに何度か行っており、今回も伝統のハンバーグを注文しました。ソースの味はここでしか味わえないので、やっぱりこれも「変わっていない」と思いました。

ライスと一緒で2120円(税込)は高いかもしれませんが、自分にとっては東京の味の一つなので、高くても今回は食べるつもりでした。

というわけで、私事ではありますが、縁やゆかりができた場所を懐かしさで巡りました。
明日は帰るだけですが、一日乗車券でもう少し巡ってみるつもりです。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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