投資の心得(初心者向け)②

前回のNOTEの続き。
私がNISAをやって学んだ事、感じた事を記載します。

①株価と実態は離れている。 

株価は山の天気ように乱高下する。

ニュースやトランプのTwitter、戦争、コロナウィルスで乱高下する。
もはや株価とその企業の業績にどこまで、相関関係があるのか分からない。

なので、株価の変動で一喜一憂する必要はない。すぐに売らなければ、損する!と焦る必要もない。

因みに今日の時点で株価はコロナ前に戻った。

皆さんの生活はどうだろうか?
実態とかけ離れてないだろうか。

結局は別のNOTEで説明した通り、公的機関による日本株買により、その企業の業績が復活せずとも、株価は先に復活するのである。

しかし、実際の業績は復活してないので、我々の給料は上がらない。

1番最初に保護されたのは、庶民でなく、実は株を大量保有している投資家というオチである。

②有名企業の株は高くなりやすい。

みんなどの企業の株を買えばいいのか、迷うのは当然である。

とりあえず、株関連の雑誌に載っている銘柄、有名どころを・・となるが、

あなたと同じ考えの人は多い。つまり、買が多いので、株価は上がる。

有名企業の株はダメではないが、株価が実態以上に高くなりやすい(逆に下がりやすい)ので、要注意。

ZOOMという日本企業が、勘違いされて株価が上がった事もあった。

また、決算日、権利確定日、その企業に関するニュースが出た場合は、株価は上がりやすいので、買う場合は要注意。

③10万円未満の株をいくつか買っておこう。

株投資はリスク分散である。
特定の銘柄に資産を注ぎ込むのはやめよう。

数十万円あるならば、一つの高い株でなく、10万円未満の安い株をいくつか買おう。
(私は楽天株を買った。)

数年後には、どれか一つは数倍になるかもしれない。どれか一つは半分になるかもしれないが、途中で売る事は可能だ。

また、自分が普段使っている製品を作っている企業の株であれば、応援するつもりで買うのもアリである。

ただし、上述した通り、有名企業は要注意。

④消耗品、食券の株主優待はありがたい。

私でいえば、すかいらーくの株主優待。
年間、6000円分の食事券をもらえるのは大きい。

⑤国は個人投資家を本気で増やしたいのか?

株価が安い時こそ個人投資家の買いチャンスである。

NISA制度や老後2000万円キャンペーンをしたのは、国が個人投資家を増やしたかったからだ。
国民に対して、貯蓄から投資への転換を促すためだ。

しかし、日銀が日本株買をして、株価を上げるのは、個人投資家の参入を妨げるのではないだろうか。

矛盾してないだろうか。
それとも下がっても上がるところを見せたいのだろうか?

(個人投資家というより、資産家に対して。。)

⑥内部留保や貯金が悪いことではない?

元々、日本人は貯金が好きだ。

欧米と比べて、資産の内、株・債権の割合が少ない。

日本企業も同じく貯金(内部留保)が好きだ。

これらの事はネガティブな目で見られおり、内部留保に税金をかけるなんて話もあった。

だが、今回のコロナの件で、形成逆転した。

手元にある株が一気に安くなり、多くの人が資産を減らした。

貯金が少ない人、内部留保の少ない企業は一気に倒産した。

逆に内部留保がある企業は緊急事態宣言中の2カ月は売上が減っても、耐えれたのである。

貯蓄のない人にとって、コロナより、ロックダウンによる失業のほうが、恐ろしいのである。
世界のコロナニュースを見れば、良く分かる。

やがて、世界の資産は株でなく、金や仮想通貨に流れるかもしれない。

詳しくはこのNOTE参照。

お金を貯めてばっかりでなく、投資や消費をして、経済を回しなさい!と言わるが、有事の際の貯金の大切さが全世界で見直されたかもしれない。

だが、皆さん、もし10万円給付されたら、貯金せずに、投資や消費をしましょう。それが、給付世帯を絞らなかった安部首相の意図です。


⑦投資はお金儲け以上に知識を得れる。

株を持つと、世の中の情勢にあわせて、株価が変動する事が実感できる。

世の中の経済、ニュースに自ずと興味を持ち、調べるようになる。
私の場合、配当金の利回りが高い場合、大株主は誰か?というのもチェックするようになった。日産とルノーの関係のように。

こういう知識、習慣が身に付いただけでも、大きな収穫である。

私はこれからも資産の1~2割程度は株等に継続的に投資をしようと思います。

皆さんもぜひ、NISAから始めましょう!

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