【電子書籍新発売】筋トレの敷居が低いことを敷居高く説明した本: 誰も挫折させないフリーウエイト・マシントレーニング
私自身7冊目(英語版を含めると8冊目)の電子書籍、「筋トレの敷居が低いことを敷居高く説明した本: 誰も挫折させないフリーウエイト・マシントレーニング」の発売が6月15日に開始します。
本書は、フリーウエイト(ダンベル・バーベル)、マシンを使った筋力トレーニングの効果を左右する変数(頻度、強度、休息時間、順序、オールアウト、反復時間、種類)が筋肥大や筋力向上に及ぼす影響について、科学的根拠をもとに解説した本です。
また、科学者としてのバックグランドを持つ筆者ならではの視点で、用語の定義や言葉の曖昧性などを考察しています。
筋トレを始めてみたい、あるいは始めたばかりの人を主な対象読者として執筆したものですが、エビデンスが好きな人な筋トレの中上級者にもオススメできる内容です。
ご興味のある方は是非ご予約・ご購入ください。
※補足情報
Amazon Kindle Unlimitedの対象本です。
下記は本書の「はじめに」と「目次」です。同様の情報はAmazonの商品ページからも閲覧できます。
はじめに
本書は、科学者でありパーソナルトレーナーでもある私が、ダンベル、バーベルもしくはマシンを使った筋力トレーニング(以下、「筋トレ」)を始めてみたい、あるいは始めたばかりの人を主な対象読者として執筆したものです。
本書の内容について、軽く触れておきます。本書は、序章、本章、終章の3つのパートから構成されています。このうち、メインパートとなる本章では、次の2点からみた効果的な筋トレの方法について説明しています。
① 筋肥大(筋肉が大きくなること)
② 筋力向上(発揮できる力が大きくなること)
より詳細に言うと、トレーニング効果に影響する可能性のある様々な変数、具体的にはセット数、頻度、強度、休息時間、順序、オールアウト、反復時間、種類の及ぼす影響を調べた科学的根拠をもとに説明しています。
注意点として、本書は、筋トレの具体的種目のフォームを解説した本ではありません。怪我をしにくいフォームや特定の筋肉に効かせたいフォームの情報を求めている読者には本書はオススメできません。
また、本書は、子ども、高齢者もしくは特別な疾患を有している人が筋トレをする際に気をつけるべきポイントには触れていません。筋トレは、多くの人にとって人生を豊かに過ごすためにプラスとなるものですが、人によっては医療関係者からの指導やアドバイスを受けるなどの配慮が必要になる場合があります。
さて、筋トレには様々な変数が存在するため、必然的に多様なアプローチが生まれます。この現実は、飽きずにトレーニングを続けるためにプラスになる一方で、筋トレの敷居を高めているという側面もあります。
実際、私も「週何回やれば良いのか?」「どれくらいの重さでやれば良いのか?」「休息時間はどれくらいが良いのか?」といった変数に関する質問をよく受けます。最適な変数を選び抜くのは簡単ではないと思っている人もいるようです。
もちろん、ボディーメーキングの大会で優勝するとか、アスリートとして世界一になりたいといった高度な目標の場合、最適な変数を選び抜くのは簡単ではないときもあるでしょう。
ただ、多くの場合、効果を得るための変数を選ぶのは簡単で、むしろ、効果の得られない変数を選び抜く方が至難の業です。
本書は私のこの主張を敷居高く説明することで、読者の筋トレへの敷居が低くなることを目指しています。
筋トレを続けるために、貴方にとって本書が末永く付き合える友となれば嬉しいです。
髙山史徳
目次
はじめに
序章
筋トレの二大効果
科学的根拠、エビデンスレベルとは?
本章:筋トレの効果を左右する変数の振る舞い
セット数
頻度
強度
ちょっとひと休み「言葉の曖昧性:コミュニケーションの奥深さ」
休息時間
順序
オールアウト
反復時間
種類
小括
ちょっとひと休み:「筋トレを怪我なく続けるための心得」
終章:最大の効果を求めないアプローチ
おわりに
著者プロフィール
奥付
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