見出し画像

同じ漫画をたくさん買ってしまう話

今日は3月4日。
4日といえば、そう、ジャンプコミックスの発売日である。(さらにいえば、書店でバイトをしていた頃のトラウマにもなった、ワンピース発売日であるが、まあ、そんなことどうでもいいや。)

僕は、お金が無い無い言いながら、ノリと勢いと合理づけと心理的不安定と、様々な要因が重なって、今日もいい感じに買ってしまい、今週用に引き出した金を秒で消費する暴挙に出てしまった。(今週中に漫画は買わないと昨日宣言していた。)

本日発売のジャンプコミックス、珍しくというか、なんというか、5冊だけ(さらにいえば、そのうち3冊がまだ連載1年経っていない)だったので、少し見た目的に盛り上がりに欠けるのかなと思っていたのだが、

今月は大盤振る舞い感がすごかった。

ワンピースを知らない僕が購入した漫画は以下の2。ここ大事。
・約束のネバーランド13巻
・呪術廻戦4巻
(他に発売したのがワンピ、ダビデ君、チェンソーマン)

しかし、
JC2冊で880+taxか〜で済まないのが、今月。

約ネバは特装版、呪術は小冊子配布、(ワンピは毎月のように出してるからいいや)と、なんか、豪華なのである。

で、まんまとはめられて、約ネバ特装版と通常版をどっちも元気に購入したのが僕なのだが、ここで、少し「特装版」について思ったというか思っていたというかのことを綴る。

特装版
僕は特装版をよく買う。通常版と一緒に。なぜかというと、
「今までの漫画の並びに突然特装版を置きたくない」

「特装版いいなあ、絶対買う〜」
が綺麗に混ざり合ってくれるからである。

それで、今回も約ネバ特装版を購入してしまったのだけれども、
僕の本棚にある特装版から選りすぐって、2種をご紹介しましょう。

まず、今回の約ネバ、

分厚さが、違いますね。
並べた時、この厚紙ケースがあるので、特別感が出ます。しっかり特装版って書いてあるし!
ただ、中身の単行本に関しては、

このように、裏のバーコードなり、値段表示が無いだけで、背表紙は全く同じなので、まあ、「特装版=単行本+小冊子」として見れば、まあ、どちらかでいい、おまけに、今回の特装版表紙は、通常盤と全く同じ絵なので、そういう面でも、どちらかでいい、という人が多そう。

僕的には、本にバーコードがない、この虚無な感じが、好きです。あと、この僕が厚紙ケースを捨てるはずがないから、結局あの分厚い状態で並べることになるであろうし、僕としてはこれが正解の購入です。はい。

ただ、特装版としてのロイヤリティが、ぶっちゃけ弱い気がしました。ケース、プラくらいにしてくれたら燃えたよな。もうちょい高くしていいから。


で、僕的に最高に興奮したのが、
アフタヌーン連載の漫画、『宝石の国』9巻!

この特装版をは本当に見事です。

そもそもなんですが、宝石の国は表紙の加工が本当に綺麗なんです。そして、全ての巻においてこの加工が為されています。

で、9巻で特装版が発売されたんですけど、加工が違うんですよ。きらっきらしてなくて、おしとやかに、黒地にぽつぽつと、光っています。銀で入っていて。

左:通常版 右:特装版

背表紙画像。本体に「特装版」の記載。

講談社の漫画って、シュリンクにバーコードついているので、漫画本体にはバーコードないんですよね。だから、裏面まで結構凝ってるっていうところも好きなんですけど、

これはですね、「theどちらも買うという選択肢しかないヤツ」ですよ。

「『特装版』と背表紙に書いちゃっている。これだけ違うのは嫌だ」
と、
「ああ、でも特装版かっけえ、綺麗、付録も豪華、素敵、欲しい、買お」
と。

宝石の国好きな人にとっては特に、じゃないでしょうか。この加工が、ストーリー展開にぴったり過ぎますよね?

講談社のシュリンクはピチッとしっかり出版社の方でしてくれているから、そこもなんか、安心感強めですね。良いな。


この2作品って、対照的な立ち位置にいますよね。
約ネバはアニメもやって、新規入れたいみたいな、
宝石の国は、固定客をがっつり掴むみたいな。

だから、それぞれにあった特装版の作り方をしているのかな〜と勝手に思っています。付録小冊子も、本当そんな感じの内容ですし。


特装版と通常版を両方買えば単純計算で倍ちょいくらいになります。

ただそれだけ、その自分が好きな漫画を応援することにもなります。

電子で漫画を読める時代に、僕は紙で二冊買う。それだけ紙の漫画に対しての気持ちよさというか、漫画感というかがあるのかなと、思います。漫画は紙派。

と言いつつ、今月からジャンプを電子で読み始めました。あのクソでかいジャンプの方がいいとは思っているんですが、まあ、本は紙と電子、選ぶ時代です。





本もっとたくさん読みたいな。買いたいな。