貴方のコーデを至宝が彩る。正倉院宝物イメージクリップアクセサリー #2024正倉院展コラボ④
虹色にやわらかく輝く「螺鈿細工」にあこがれて。シェル風素材を取り入れた、宝物イメージのクリップアクセサリーが生まれました。
みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、ミュージアム部・プランナーのささのはです。
みなさまは「正倉院宝物」という言葉を聞いたことはありますか?
昨年ミュージアム部は「第75回正倉院展」と一緒に、4種のコラボ商品を発表! 私は貝でできた細工・螺鈿が美しい宝物をモチーフに、バングルウォッチとネイルシールを製作いたしました。
そして嬉しいことに、今年も「第76回正倉院展」とのコラボが決定! 正倉院宝物に親しみを持っていただく、そして展示会場から思い出を持ち帰るお手伝いをさせていただけることになりました。
さて、今年はどの宝物に注目しよう? 改めて選定してみたのですが……
やっぱり今年も「螺鈿細工」が美しい宝物たちの魅力からは逃れられませんでした!!
今年も光り輝く螺鈿の魅力を、現代人が手もとで楽しめるグッズに落とし込みたい! そんな想いをもとに、今回生まれたのがこちらの「クリップアクセサリー」!! 螺鈿を思わせるシェル風のパーツで、宝物の繊細な意匠を表現しました!
〈螺鈿紫檀琵琶〉
中央に据えた迦陵頻伽(上半身が人、下半身が鳥の想像上の生き物)のシルエットパーツが印象的なこのアクセサリーは、国家珍宝帳記載の楽器である「四絃琵琶」にインスピレーションを受けデザインしました。
インスピレーションもとになった宝物「螺鈿紫檀琵琶」を含む四絃琵琶の起源は、古代ペルシアにあるのだそう。しかしシルクロードを通じて、遠く離れた東アジアにもこの楽器は伝わり、中国・日本でもひろく愛されました。
背面にある螺鈿・玳瑁の装飾に着想し、それぞれシェル風・べっ甲風の素材を使ったパーツで飾っています。暖色系のお洋服に合わせるのがオススメ◎
〈檜和琴〉
宝物の表面に金銀泥で描かれた、小さなお花と葉。それらをモチーフにした金属パーツが特徴的なこのアクセサリーは、日本固有の「六絃の琴」にインスピレーションを受けデザインしました。
正倉院には残欠を含めいくつ琴が伝わるのですが、インスピレーションもとになった宝物「檜和琴」はその中でも装飾性が豊かなものなのだそう!
その華やかな見た目を少しでもデザインに取り入れたくて、伏彩色(透明~半透明素材の裏面に色付けし、上から透かして色が見えるようにしたもの)の色合いをイメージした風合いある緑色のビーズを採用&少し個性的な印象に仕上げました。
〈円鏡 平螺鈿背〉
大きなお花型のシェル風パーツがかわいらしいこのアクセサリーは、鏡の裏側一面が螺鈿細工で彩られた「円鏡」にインスピレーションを受けデザインしました。
花のつぼみのようにも見えるしずく型の螺鈿細工から、大ぶりの花パーツから水滴がしたたるようなビジュアルが完成。ゆらゆらと揺れるチェーンで、アシメトリーに仕上げました。
赤い琥珀をイメージしたプリント入りで、モノトーンコーデのさりげないアクセントとしても活躍しそう!
自然が生み出した繊細な輝きを、シェル風素材で表現。きらきらと虹色に輝く様子は、まるで本物の螺鈿細工のよう!
クリップの使い方はとっても簡単。クリップ金具をつまんでお洋服をはさむだけ!
ストールや羽織りにさっと留めるだけでずれ落ちを防ぎ、一気に優美なコーデに変身♪
衿もとにさっと着けたら、まるでネックレスのように一気にコーデが華やかに! 柄物のお洋服にも負けない存在感です。
ゆるっとシルエットのお洋服の後ろを摘まんで留めたら、すっきりシルエットも叶います♪
お着物の羽織留め風に使っても素敵ですね。
無限大の楽しみ方ができそうなクリップアクセサリーは、そのまま飾っていたくなるくらい美しいオリジナルパッケージに入れてお届け。プレゼントにもぴったりです^^
いくつかの正倉院宝物の特徴ともいえる「螺鈿」が放つ美しいきらめき。そのやさしい輝きをあなたの装いに添えて、じっくりお楽しみください。
年に一度、倉に納められている宝物の点検を目的に勅封が解かれるのに合わせ、2週間のみ開催される「正倉院展」。
本年・2024年の「第76回 正倉院展」は、奈良国立博物館にて10月26日(土)~11月11日(月)まで開催!
貴重な宝物の公開を、どうぞお見逃しなく……。
2024年正倉院展コラボアイテムはこちら
https://note.com/f_museumbu/m/mff90e330bfac
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