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貴方のコーデを至宝が彩る。正倉院宝物イメージクリップアクセサリー #2024正倉院展コラボ④

虹色にやわらかく輝く「螺鈿細工らでんざいく」にあこがれて。シェル風素材を取り入れた、宝物イメージのクリップアクセサリーが生まれました。

正倉院展×ミュージアム部
正倉院宝物の悠久の輝きを身にまとう 宝物イメージ クリップアクセサリーの会

みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、ミュージアム部・プランナーのささのはです。
みなさまは正倉院宝物しょうそういんほうもつという言葉を聞いたことはありますか?

正倉院宝物とは:天平てんぴょう時代(710年~794年)に建てられた大規模な高床倉庫・正倉(現在の正倉院宝庫)に収められた宝物の事を指す。聖武しょうむ天皇の四十九日の法要にあたり、光明こうみょう皇后が聖武天皇ゆかりの宝物などを東大寺に奉献・それを同寺の「正倉」に収蔵保管したことが、「正倉院宝物」のはじまりと伝わる。以降、シルクロード交易や遣唐使がもたらした天平文化にまつわる美術品なども収蔵物として追加され、今に至る。
毎年秋には正倉院宝庫の勅封ちょくふうを解いて宝物の点検を行い、同タイミングで一部の宝物を一般公開する「正倉院展」が開催される。
なお奈良・平安時代には、各地方の役所や大きな寺に重要な宝物を保管するための正倉が存在し、正倉がたくさん集まっている場所はすべて「正倉院」と呼ばれたが、現代では奈良・東大寺にかつての正倉院のうちのひとつである「正倉」が残るのみである。

昨年ミュージアム部は「第75回正倉院展」と一緒に、4種のコラボ商品を発表! 私は貝でできた細工・螺鈿が美しい宝物をモチーフに、バングルウォッチとネイルシールを製作いたしました。

そして嬉しいことに、今年も「第76回正倉院展」とのコラボが決定! 正倉院宝物に親しみを持っていただく、そして展示会場から思い出を持ち帰るお手伝いをさせていただけることになりました。
さて、今年はどの宝物に注目しよう? 改めて選定してみたのですが……

やっぱり今年も「螺鈿細工」が美しい宝物たちの魅力からは逃れられませんでした!!

左上から時計回りに 出典元:正倉院宝物 円鏡 平螺鈿背 第10 号正倉院宝物 螺鈿紫檀琵琶正倉院宝物 檜和琴(すべて正倉院公式HPより)

螺鈿細工とは:夜光貝やこうがい白蝶貝しろちょうがい黒蝶貝くろちょうがいなどの貝がらのうち、内側の淡い虹色に輝く部分を切り取り、木器もっき漆器しっきの飾りとしてはめこむ技法のこと。ちなみに「螺」は巻貝、「鈿」は黄金と貝飾りの意味を持つ。

今年も光り輝く螺鈿の魅力を、現代人が手もとで楽しめるグッズに落とし込みたい! そんな想いをもとに、今回生まれたのがこちらの「クリップアクセサリー」!! 螺鈿を思わせるシェル風のパーツで、宝物の繊細な意匠を表現しました!

正倉院展×ミュージアム部
正倉院宝物の悠久の輝きを身にまとう
宝物イメージクリップアクセサリーの会

月1個 ¥4,300(+10% ¥4,730)
※1個だけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。


螺鈿紫檀琵琶らでんしたんのびわ

中央に据えた迦陵頻伽かりょうびんが(上半身が人、下半身が鳥の想像上の生き物)のシルエットパーツが印象的なこのアクセサリーは、国家珍宝帳記載の楽器である「四絃琵琶しげんびわ」にインスピレーションを受けデザインしました。

インスピレーションもとになった宝物「螺鈿紫檀琵琶」を含む四絃琵琶の起源は、古代ペルシアにあるのだそう。しかしシルクロードを通じて、遠く離れた東アジアにもこの楽器は伝わり、中国・日本でもひろく愛されました。

出典元:正倉院宝物 螺鈿紫檀琵琶(正倉院公式HPより)

背面にある螺鈿・玳瑁たいまいの装飾に着想し、それぞれシェル風・べっ甲風の素材を使ったパーツで飾っています。暖色系のお洋服に合わせるのがオススメ◎


檜和琴ひのきのわごん

宝物の表面に金銀泥きんぎんでいで描かれた、小さなお花と葉。それらをモチーフにした金属パーツが特徴的なこのアクセサリーは、日本固有の「六絃の琴」にインスピレーションを受けデザインしました。

正倉院には残欠を含めいくつ琴が伝わるのですが、インスピレーションもとになった宝物「檜和琴」はその中でも装飾性が豊かなものなのだそう!

出典元:正倉院宝物 檜和琴(正倉院公式HPより)

その華やかな見た目を少しでもデザインに取り入れたくて、伏彩色ふせさいしょく(透明~半透明素材の裏面に色付けし、上から透かして色が見えるようにしたもの)の色合いをイメージした風合いある緑色のビーズを採用&少し個性的な印象に仕上げました。


円鏡 平螺鈿背えんきょう へいらでんはい

大きなお花型のシェル風パーツがかわいらしいこのアクセサリーは、鏡の裏側一面が螺鈿細工で彩られた「円鏡」にインスピレーションを受けデザインしました。

花のつぼみのようにも見えるしずく型の螺鈿細工から、大ぶりの花パーツから水滴がしたたるようなビジュアルが完成。ゆらゆらと揺れるチェーンで、アシメトリーに仕上げました。

出典元:正倉院宝物 円鏡 平螺鈿背 第10 号(正倉院公式HPより)

赤い琥珀こはくをイメージしたプリント入りで、モノトーンコーデのさりげないアクセントとしても活躍しそう!


自然が生み出した繊細な輝きを、シェル風素材で表現。きらきらと虹色に輝く様子は、まるで本物の螺鈿細工のよう!

飴色が美しい素材でべっ甲風に表現しています^^

クリップの使い方はとっても簡単。クリップ金具をつまんでお洋服をはさむだけ!

※金属部分をつまんでください
※繊細な素材の衣類は、目立たない場所で試してからお使いください

ストールや羽織りにさっと留めるだけでずれ落ちを防ぎ、一気に優美なコーデに変身♪

衿もとにさっと着けたら、まるでネックレスのように一気にコーデが華やかに! 柄物のお洋服にも負けない存在感です。

ゆるっとシルエットのお洋服の後ろを摘まんで留めたら、すっきりシルエットも叶います♪

お着物の羽織留め風に使っても素敵ですね。

無限大の楽しみ方ができそうなクリップアクセサリーは、そのまま飾っていたくなるくらい美しいオリジナルパッケージに入れてお届け。プレゼントにもぴったりです^^

いくつかの正倉院宝物の特徴ともいえる「螺鈿」が放つ美しいきらめき。そのやさしい輝きをあなたの装いに添えて、じっくりお楽しみください。

正倉院展×ミュージアム部
正倉院宝物の悠久の輝きを身にまとう
宝物イメージクリップアクセサリーの会

月1個 ¥4,300(+10% ¥4,730)
※1個だけ(1ヵ月だけ)の購入も可能です。
※詳しくは「初めての方へ・お買い物ガイド」をご確認ください。


年に一度、倉に納められている宝物の点検を目的に勅封ちょくふうが解かれるのに合わせ、2週間のみ開催される「正倉院展」。
本年・2024年の「第76回 正倉院展」は、奈良国立博物館にて10月26日(土)~11月11日(月)まで開催!

貴重な宝物の公開を、どうぞお見逃しなく……。

第76回 正倉院展
主催・会場:奈良国立博物館(奈良市登大路町50番地)
開催期間:10月26日(土)~11月11日(月)
開館日時:午前8時~午後6時(金・土・日曜、祝日は午後8時まで)
※くわしくは正倉院展公式ホームページをご確認ください


2024年正倉院展コラボアイテムはこちら

https://note.com/f_museumbu/m/mff90e330bfac

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