指先に天平の輝きを宿す。虹色にきらめく宝物イメージネイルシール #2023正倉院展コラボ ②
本来は手に取ることができない貴重な宝物が、今、あなたの指先に……。螺鈿細工が美しい正倉院宝物に着想した「ジェル風ネイルシール」の第二弾。
みなさま、こんにちは! 歴史が好きな、ミュージアム部・プランナーのささのはです。
みなさまは「正倉院宝物」という言葉を聞いたことはありますか?
昨年ミュージアム部は「第74回正倉院展」と一緒に、「正倉院宝物」をテーマにした4つのコラボ商品を制作させていただきました!
そして嬉しいことに、本年も「第75回正倉院展」とのコラボが決定! 正倉院宝物に親しみを持っていただく、そして展示会場から思い出を持ち帰るお手伝いをさせていただけることになりました。
魅力的な正倉院宝物の中でも、私が特に愛してやまないのが「螺鈿細工」が美しい宝物の数々。
いくつかの正倉院宝物の特徴ともいえる「螺鈿」が放つ美しいきらめき。現代人が手もとで楽しめるものに、なんとか落とし込めないものだろうか……? そんな想いをもとに、昨年のコラボで制作&多くの方にお手に取っていただけたのが「螺鈿風デザインのジェル風ネイルシール※」でした。
そしてやっぱり、今年も引き続き螺鈿細工が美しい宝物をご紹介したい……!
※昨年発売のジェル風ネイルシールは、ご好評につき完売いたしました
という訳で、そのコンセプトと美しさはそのまま!
螺鈿細工に彩られた正倉院宝物にインスピレーションを受けた「ジェル風ネイルシール」の第二弾を作ってみました!!
本年開催の正倉院展にも出陳される宝物「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」イメージネイルを含む、全3種類のデザインをご紹介します!
〈楓蘇芳染螺鈿槽琵琶〉
大ぶりの赤い花のデザインに、蝶や鳥の形の螺鈿をイメージしたオーロラ箔。捍撥の革に描かれた絵もさりげなく取り入れたこちらのネイルシールは、楽器「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」をモチーフに。
「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」は、長い梨の形の胴と曲がった頚を持つ四絃の琵琶。なんと正倉院宝物の螺鈿の中では唯一アワビ貝が使われていて、日本製の可能性が高いのだそう……!
〈平螺鈿背円鏡〉
しっとりした黒色のベースを、螺鈿風の虹色箔や赤や緑の宝石デザインで華やかに彩ったこちらのネイルシールは、鏡の背に螺鈿細工で花鳥文をあらわした鏡「平螺鈿背円鏡(第11号)」をモチーフに。
「平螺鈿背円鏡」のめしべ・おしべ部分には赤い琥珀が用いられており、その隙間を埋めるように黒い樹脂様の物質・青いラピスラズリ・白や水色のトルコ石の細片がちりばめられています。国家珍宝帳に載っているのも納得の、とても美しい鏡です!
〈玳瑁螺鈿八角箱〉
べっ甲風デザインに、螺鈿をイメージした箔が映えるこちらのネイルシールは、「玳瑁螺鈿八角箱」をモチーフに。
「玳瑁螺鈿八角箱」は全体に貼られた玳瑁が非常に華やかな、八角形の献物箱です。文様の細部に細い彫りが入っていたり、花のおしべ・めしべ部分に琥珀が嵌めこまれていたりと、非常に豪奢な印象の宝物です!
自然が生み出した繊細な輝きを、オーロラ箔で表現。きらきらと虹色に輝く様子は、まるで本物の螺鈿細工のよう!
ネイルシールの使い方はとっても簡単。爪の先に合わせてシールをのせて、ペタリと貼るだけ! お手持ちのトップコートを塗るだけで、持ちよく、プロにお任せしたような仕上がりに。
ネイルシート2枚セットでお届け。両手の爪に貼る場合、約2回楽しめます。
各宝物をイメージしたデザインの台紙にセットしてお届けします♪
現代に生きる私たちが手に取ることができるはずもない、貴重な宝物の輝きが、今あなたの指先に……。自分だけの宝物のきらめきを、お手もとでじっくりお楽しみください。
年に一度、倉に納められている宝物の点検を目的に勅封が解かれるのに合わせ、2週間のみ開催される「正倉院展」。
本年・2023年の「第75回 正倉院展」は、奈良国立博物館にて10月28日(土)~11月13日(月)まで開催!
貴重な宝物の公開を、どうぞお見逃しなく……。
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