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「選択」FM佐藤本部長 Vol.188

FMグループ社内報Vol.188【投稿者:佐藤本部長】

ほとんどの人がその選択をうまくしたいと考えます。
一般的にうまい選択とは自分にとって得になる方を選ぶことだと考える人が多いのではないでしょうか?

しかし、本当にそうでしょうか?
一見、損に見える選択が、実は後になって最高の選択だったと言うこともありますし、また逆に、得したと思った選択が、実はとても損な選択になってしまうこともあります。

あの大谷翔平選手は、23歳でメジャーリーグに挑戦しました。
あと2年待てば、100億単位の契約が確実だと言われていましたが、本人の出した結論は「お金じゃない、1年でも若いうちにメジャーリーグに挑戦したい」と、日本ハム時代の2億7,000万円の年俸から、2億1,000万円減の6,000万円の年俸でメジャー挑戦を選びました。

結果は、移籍初年度の2018年こそ新人賞でしたが、18年シーズン終了後に肘の手術。2019年肘のリハビリのためバッターのみでの復帰で日本人初のサイクルヒット達成、9月に膝の手術で早めにシーズン終了。
2020年コロナの影響でシーズンスタートが7月下旬になり、登板2回目で再度肘の損傷が見つかり残りはバッターのみの出場となる。
打者としても膝の故障の影響で力を出し切れず、打率1割9分0厘ホームラン7本の不穏な成績に終わりました。
そして、改めて説明のいらない現在の活躍。

もし、人気球団に入団してていたら…。
もし、高額年俸で入団していたら…。

ピッチャーかバッターのどちらかの選択を早期に迫られて、今の二刀流大谷選手はメジャーリーグでは見ることができなかったかもしれません。

目の前の契約金ではなく、自身のさらなる成長を選択の柱とし、本人の究極の目標「世界一の野球選手になる」と言う、夢の達成のために選んだ選択です。

みなさんも大なり少なり日々様々な選択をしていると思います。
私のモットーは、迷ったら難しい方を選ぶです。「人間万事塞翁が馬」ではないですが、目先の損得にとらわれることなく、本当に自身の成長のために、選択していきたいものです。

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