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「壁を飛び越えよう!」FM佐藤本部長 Vol.182

FMグループ社内報Vol.182【投稿者:佐藤本部長】

ノミは2ミリくらいの大きさで30センチくらいの跳躍力があります。
自分の体の約150倍高く跳ぶことができます。

そのノミをコップに入れて、蓋をしてしばらくすると、はじめはジャンプを続けますが、蓋にぶつかり続けているうちにだんだん高く跳ばなくなってきます。そして、3日くらいするとノミは蓋を取っても、コップより高く跳ぶことができなくなってしまいます。
しかも、さらに小さなコップに入れて蓋をすると、さらに跳べなくなってきます。さらに低く蓋をすると、やがてノミは跳びあがらなくなってしまいます。

このノミを放っておいても、二度と跳びあがるノミにはなりません。
では、もう一度跳べるようにするにはどうしたらいいでしょうか?それは高く跳べるのみを数匹コップの中に入れることです。
跳べなくなったノミは跳べるノミをみて、自分も跳べることを思い出し、再びコップより高く跳べるようになります。

私たちもこれまでの人生で、何回か壁に頭をぶつけただけで、跳べるはずの壁を跳び越えようとチャレンジすることすら忘れてしまっているのかもしれません。
生まれてしばらくは寝返りすらできない赤ちゃんは、何度失敗しても自分は寝返りができないかもしれないなんて嘆くことなく、ひたすら毎日失敗の繰り返しをしてある日寝返りができ、ハイハイができ、歩くことができるようになります。
跳べないノミではなく、いつまでもチャレンジする赤ちゃんの心でいたいものです。

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