「想像力は無限」FM佐藤本部長 Vol.394

FMグループ社内報Vol.394【投稿者：佐藤本部長】

高い建物や高い山に登ると、今まで見えていた低い目線の高さと比べて、見える景色のすばらしさに圧倒されます。
また、飛行機で降りてくるとき、高い木や建物と低い木や建物との違いなんて、ほとんど感じません。

人は自分の目線から下はよく見えますし、見えるものは事実として認識しやすいです。お互いの見解の相違は見える景色の違いから起きる場合が多いです。
しかし、よく考えてみると、どちらの景色もその人にとっては正しく見えています。ただ、2階建から見える景色と、５階建から見える景色の違いがあるだけです。

少しだけ上の景色が見えている人は、自分自身が偉くなったように勘違いして、低いところを見ている人を間違っていると批判しがちです。
2階建てや5階建ての景色を、50階建や60階建ての建物から見たらどうでしょうか？

自分が60階にいたら、さぞ気持ちいい景色が見えることでしょう。
しかし、その自分の位置を飛行機から見たら、人工衛星から見たらと想像をさらに膨らましてしていくと、自分自身のちっぽけさしか見えてこずゾッとしてしまいます。

周りにイラついたとき、
他の人を批判的に見えるとき、
自分に自信を無くしたとき、
少しだけ自分がイケてると思ったとき…

今の自分の立っている場所を、さらに高い位置から俯瞰して見てみると、どんな景色が見えてくるのでしょうか？

想像力は無限です。

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