見出し画像

「3人のレンガ職人」FM石川本部長 Vol.180

FMグループ社内報Vol.180【投稿者:石川本部長】

「3人のレンガ職人」というグリム童話の話を知っていますか?

ある旅人が道を歩いていると、一人のレンガ職人がレンガを積んでいるところに出会った。
旅人が「あなたは、何をしているのですか?」と尋ねると、レンガ職人は、「見ればわかるだろう。親方の指示で、レンガを積んでいるのだ」と答えた。

旅人が歩いていくと、別のレンガ職人に出会った。
また、「何をしているのですか?」と尋ねると、二人目のレンガ職人は、「レンガで壁を作っているのさ。家族を養うために」と答えた。

旅人がさらに歩いていくと、また別のレンガ職人に出会った。
また、「何をしているのですか?」と尋ねると、三人目のレンガ職人は、「歴史に残る偉大な大聖堂を作っているのさ」と、目を輝かせながら答えた。

1番目のレンガ職人:「レンガ積みに決まっているだろ」→特に目的なし
2番目のレンガ職人:「この仕事のおかげで俺は家族を養っていける」→生活費(お金)を稼ぐのが目的
3番目のレンガ職人:「歴史に残る偉大な大聖堂を造っている」→後世に残る事業に加わり、世の中に貢献することが目的

皆さん、自分は何人目のレンガ職人の気持ちで働いてますか?
実はこのグリム童話。3人のレンガ職人の10年後。という続きがあります。気になる方はぜひ調べてみてください。

どんな仕事でも、全体の目的の中での役割の一つです。
組織全体の目的が見えるようになれば、「やらされ仕事」が「自分の仕事」に変わり、仕事に価値を見出すことができるようになると思います。
たまには職場の同僚や上司・先輩と話をしてみてはいかがでしょうか。改めて仕事の意義を考えてみるもの良いかと思います。

※各記事内の引用や紹介等、著作権の侵害や問題等がございましたら弊社問合せ窓口までご連絡をお願い致します。速やかに削除、引用元の記載等の対応をさせていただきます。
https://f-members.co.jp/contact.php