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「経費の重み」FM石川本部長 Vol.381

FMグループ社内報Vol.381【投稿者:石川本部長】

お疲れ様です。本社統括本部の石川です。

売上として稼ぐ収入のお金と、経費などで使う支出のお金。
同じ1万円でも大きく違いますが、その違いはみなさんわかりますか?

分かりやすく言うと、「1万円の売上たから1万円使って良い」ではない。ということです。
よくある話で、経費で千円使うために1万円を売り上げなければならない。と、いうように一般的に、粗利率として、小売業で約30%前後、製造業で約20%前後、飲食業で約50%前後、派遣業で約20%前後、管理と仲介で変わりますが、わたしたちの不動産業界で概ね、約30%前後と言われております。

つまり、売上で稼ぐということも同じですが、私たち事務方として使う経費などに対しても、ただの1万円を使った。ということではなく、企業を維持していくためには、その使った1万円で、最低でも約3倍の価値を生み出さなくてはならない。
ということであり、その利益率以上の価値を作り出せなければ、その企業は赤字に転落してしまうということになります。

そのことを理解すると、例えば印刷カラーや、既成封筒1つで約10円。
パンフレット1部で100円、ちょっとした事務ミスでFM負担しなくてはならなくなった費用など。

皆さんが使っている会社のお金は、その数倍の価値があり、そのお金こそが皆さんの生活を守っているのである。という意識をもつと、事務処理の仕方や、経費の使い方にも価値が生まれてくるのではないかな?と感じます。

たかが10円。されど10円です。
経理部門だからこそ、強く感じてしまうそんなお金のお話でした。


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