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新しく言葉を獲得するっていいよね。というお話

私は、2015年に新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事を8年以上してきています。

余談ですが、自分のルールとして、「年末までに100記事書きたい!」というマイルールがあってそのために更新頻度をあげています!
「ネタがあったら書こう。」だと、当たり前だけどそんなに毎日目新しいことが起きるわけでもなく更新が滞るので、とりあえず毎日noteを開いては書き始めてみる。という100万年前からわかっていたことに着手し始めて5日目です。(なんとか続けられている・・・!)

今日は、ただの雑談会で、最近思っていることの共有です。
例によって、タイトルで今日の結論を書いてしまいましたが、よければぜひお付き合いください。


さいきん、「ピープルマネジメント」という言葉に出会いました!
その名のとおり、「人」にかかわるマネジメントということになります。

「マネジメント」という言葉自体は当然知っていますし、自分の仕事のほぼ9割がマネジメントになります。

ただ、漠然としたイメージとしては、「業務」や「タスク」に関するものとして私自身は認識していました。

KPI(Key Performance Indicator)成果目標・行動目標ロジックモデルマイクロマネジメントなど、主に「組織としての目標」「ミッション達成」をするための業務・タスクの効率化目標などの管理に関するものです。

とはいえ、単に目標やタスク・業務の進捗を管理するだけでは、学生と関わる上では難しいということが仕事をする中でわかってきました。

「言っていることは正しいと思うのですが、気持ちがついていきません」

的なことを言われることもありました。

たしかに大前提は「組織としての目標」になっているけど、組織が一人ひとり「ヒト」の集合体であることを考えると、「組織として」のことだけではなく、「個人としての価値・ベネフィット」みたいなことも同時に考えなきゃな〜と思うようになったわけです。
#あなたにとっての「メリット」ってよく言っています

2020年当時、そのときに出会った本が「1on1」をテーマにした本でした。
そこからは活動する大学生一人ひとりの「モチベーション」「エンゲージメント」「卒業後のキャリア」など、学生ボランティアたちの「個人的な成功」も同時に考えるようになりました。

そうやって、試行錯誤している途中で、自身のライフステージとして「子育て」という機会に恵まれ、乳幼児と大学生という全く別の発達段階にも関わらず、「ヒトとしての本質」みたいなところでの共通点が浮かび上がってきました。

それをきっかけに、自分自身の仕事における大学生ボランティアへの関わりの考え方や姿勢が180°変わることになりました。
#「個人的な成功」に振り切ったわけではなく組織としての目標達成との両立が前提

そうやって、いろんなことを試しながらこの3〜4年を過ごしてきたわけですが、まさしく自分がここ数年で大切にしようと取り組んできた学生ボランティアにとっての「個人的な成功」を重視するような考え方こそ、冒頭に書いた「ピープルマネジメント」でした。

この言葉自体がいつからあったものかはわかりませんが、「なるほど!!」「これだったのか〜!!!」という、嬉しすぎるけど、悔しすぎる感覚。

言葉にならないことが言語化されたことによる「スッキリ」で嬉しい反面、なんでもっと早く知れなかったのか!という悔しさ。
#今知ったってことはこのタイミングがベストだったってことにしておくタイプ

今まで自分が「マネジメント」と認識していたことは、「ワークマネジメント」というそうです。

「新しい言葉、みなさんは知ってた?」

という話ではなく、こうした「言葉との出会い」ってすごくすっきりするし、一気に自分の「思考の整理」は加速する。
ここが今日のパンチラインです。

当然、言葉にしちゃうことによって、境界線が引かれることになるけど、この世界は真っ直ぐな境界線を引いて語れるほどシンプルじゃないことは百も承知。

こうした瞬間があるから、自分はこれまで理論と実践の行き来をしながら試行錯誤を続けてきたし、これからも続けていくことになる。
「学ぶ」ことってほんとうにたのしいなっていうのが、どうやら今日の結論になりそうです。
#この世は今日も平和です


現場からは以上です!

今日も皆さんにとって、すてきな1日になりますように。


「Z世代とのチームづくり」とは?

これは、私が働く大学生主体のNPO法人にて、大学生とともに事業実施をする中で感じたことや気付いたこと、またチームで活動する中での気づきや学びを共有したり、チームとしていま直面している課題やこれからについて共有したりしながら、ジブン自身も、読んでくださっている皆さんにとっても、チームづくり・コミュニティーづくりについて学びを深めていけたらと考えています。

私が働くNPOではたくさんの大学生が活動しています。学年もバラバラで、入りたての1年生の子もいれば今年が最後の1年!ということで意気込む4年生の子までいます。

世の中にはあまりない、4年ですべての人が入れ替わるという不思議な組織でもあって、「学生(先輩)が学生(後輩)を育てる」という文化を継承しながらやってきている組織でもあります。

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