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NYでのコロナウイルスによる影響日記24

4/17(金)

ロックダウンが5月中旬まで延期となった。まあ、わかっていたからいいや。というより、8月の帰国までには状況も良くなるだろうと思っていたけれど全然そんなことなさそうな雰囲気になってきた。

ただ、今日は救急車のサイレンがあまり聞こえなかった。それだけでもちょっとホッとする。

写真を撮るのを忘れてしまったけど、今日も大家さんがメシを買ってきてくれた。トリニダード・トバゴの日常食「ロティ」と呼ばれるそのメシは、ヒヨコ豆のペースト、ジャガイモ、チキンをカレーソースと一緒にナンのような生地で巻き巻きしたものだ。

見た目は巨大な春巻きみたいな感じといえる。しかしその巨大は尋常ではない。私が春巻きと言ったものだから普通の春巻きを想像されておられると思うけど、全く違うとお断りしておく。直径にして実に13cmほどあり、長さも20cmを超えるくらいのジャンボぶりなのだ。

しかしかぶりついてみると、まあ意外とふつうに食べ切れる。日本人にも好まれそうな味だ。

4/18(土)

この1ヶ月の食事は、ほぼ自炊だけでやってのけた。

学生時代、使用頻度の低い調味料を揃えてしまい全く使わず逆に支出増になるという自炊初心者にはよくあるミスをしたことから学びを得ているので、上手くスモールスタートできた。

今日は酢豚をつくった。

玉ねぎ、人参は日本と変わらないものが手に入るし、やたら巨大なピーマンも肉詰めとかにしない限りは刻めば日本と同じ感覚で使える。肉は骨付きだけどまあなんとかなる。

こちらの自炊で困ることといえば、薄切りの豚バラとアルトバイエルンみたいな美味しいウインナーが簡単には手に入らないことくらいな気がする。日系スーパーに行けばシャウエッセンは手に入るが、10ドル超えなので高すぎて買う気がしない。

さて、ほかほかに出来上がった酢豚を口に運んだ瞬間にようやく気づいたけど、私は酢豚がそんなに好きではなかった。

4/19(日)

Netflix映画を見て語り合う会に参加した。圧倒的な情報量に感嘆するとともに、やっぱり音楽も本も映画も、アウトプットを前提として楽しんだほうがいいなと思った。

さて、コロナウイルスによる影響日記として実に1ヶ月以上にわたってこの記事更新を続けてきたけど、そろそろ外界でのドラスティックな動きは少なくなり(日米両政府は未だにクレイジーな発表を繰り返しているけど)、ここで記録するほどのことがなくなってきた。このままいくと単なる自炊日記になりそうな気がするので、こうして定期的に公開するのは今日で終わりにしようと思う。また何かめぼしい変化があったときは単発で書くことにしたい。

読んでくださってありがとうございます。最後は、私がこの1ヶ月の自炊生活でつくった料理の写真を適当にアップして終わります。めちゃ汚い写真ばかりで恐縮ですが、アメリカ来てもこの程度のものは不自由なく作れます、という参考までに。

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