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原稿料だけを稼ぐなんて、もったいない!「書いて生きていくための100通りの方法」

書くことが好きだから、書いてお金が稼げたらいいなぁ。
家で仕事ができたらいいなぁ。
ライターという響き、なんか憧れる。

と思って、フリーライターになった江角悠子です。

京都で活動をはじめて、フリーライター歴は今年で18年。ライターとして長年働いてきて、気が付いたことがありました。

書くことを生かせる仕事は、マジで多岐にわたっている!

私はずっと「ライターになったのだから、原稿料で稼がねば」「ライター業一本で生計を立てなければ」と、思っていました。そう思っていたので原稿料だけで稼げなくなったとき、本当に終わった…と思いました。

どうしても原稿料だけでは思ったように稼げなくなり、いったんはフリーライターを諦めて、会社員に戻ってみたり、カフェでアルバイトをしてみたりもしました。

ですが、この数年は書くこと以外の仕事もたくさん依頼してもらうようになり、「こんなにも書くことを活かせる仕事があるならば、〝原稿料”だけで稼ごうとしなくてもいいんじゃないか」と思うようになったのです。

でもやはり、私は書くことが好きなので、文章を書くことはやっていきたい。シンプルに

書いて、はたらく。

これが叶えば、稼ぐのは何も原稿料だけじゃなくてもいいんじゃない?と考えるようになりました。

私は元々、紙媒体の仕事からスタートして、最近はWebの仕事が増えてきました。過去には友人のライターとイラストレーターと共著で「京都、朝あるき」という本も出版しています。

8年前からは大学での非常勤講師をはじめ、宣伝会議の「編集・ライター養成講座」や企業でのライティング講座を担当するなど、講師としてのお仕事もしています。

同志社女子大学では「編集技術」という講義を担当

原稿を書くことから広がって、編集の仕事も少しずつ増え、書籍「純喫茶と甘いもの 京都編」では、一冊丸ごと編集者として関わらせてもらいました。

「ブックライター」という言葉を聞いたことがある人はいるでしょうか。最近よくいわれるようになった言葉ですが、著者に代わって本を執筆する人のことを「ブックライター」といいます。

いわゆる昔の「ゴーストライター」なのですが、昔は1冊分の原稿を書いても影の人として表には出てこなかったのが、最近ではブックライターとして、表にも出るようになりました。

私は、これまでにブックライターとして2冊の本を担当しました。

今、世に出ている本もけっこうな割合で、ブックライターが書いていると思います。タレントさんや著名人の本、活躍している会社の社長さんの本など。そういった人たちはそもそも本業が忙しくて本を書く時間がないですし、活躍されて実績があるのと、本を書く技術はまた違う。ブックライターが間に入って書かれた本もたくさんあるのです。

また最近は、自分でZINEを作って、販売することもしています。

各700円。オンラインショップで販売中

1冊目のZINE「文章を書いて、生きていきたい」は、昨年5月に作ったのですが、これまでに600冊以上を購入してもらいました。

単純計算すると、1冊700円×600冊=42万円になります。

このZINEは、誰かから作ってほしいと依頼があったわけでもないし、原稿料をもらったわけでもないですが、今となってはお小遣い程度の収入には繋がっています。

最近は有料noteにも挑戦しているのですが、これまでに累計200人以上の方に購入してもらっています。

いずれも書くことから始まってお金になっているので、しっかりと私の目指す「書いて、はたらく」ことにはなっている。


こうした仕事の他、最近は京都の出町柳というところで洋館の一室を借りて、私設図書室を始めました。

自宅の本棚にあった約400冊の本を並べています。

月に2回ほど私設図書室のオープンデーを設けて、「ブック占い」体験をしてもらうということをやったりしています。

さて、ここで質問です。


「書くことが好きだから、それが仕事になったらいいなぁ」と、あなたが思っている場合、具体的にどんなことを書いて働いていきたいか、イメージはできているでしょうか。

書いて生きていくための100通りの方法


ここからは、実際に私がこれまでライター歴18年の中でやってきた仕事を具体的に紹介していきます。

バラエティーに富んだ「書くことから始まる仕事」を知り、自分が何を書いて、はたらいていきたいのか、ぜひ具体的にイメージしてみてほしいなと思います。

※このnoteは、9月に東京で開催した対面講座(5,500円)「自分らしい働き方がみつかる!ライター体験
ワンデイレッスン
」の江角悠子のパートを、改めてまとめたnoteです。


さて、下記に、私が過去にやってきたお仕事を一覧にしてみました。

ここに書いているだけでも、すでに8種類あります。書くことから広がっていて、かつ原稿料以外で稼げる仕事が、こんなにあるということです。

本当に「書くことから始まる仕事が100個もあるのかな」と思う人もいるかもしれませんが、ここから具体的に一つづつ紹介していきます。

まず「商業ライター」とは、雑誌や書籍、Webなどで、第三者として記事を書く人、作家ではなく、商業的に必要とされる文章を書くライターと、私は定義しています。

順に説明して行きます!

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