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書くを仕事にしたい人へ

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ライター歴18年、京都ライター塾を主宰する江角悠子が「書くことを仕事にしたい人のために、ヒントとなるようなコラムを発信しています!
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記事一覧

【文章お悩み相談】書きたいのに書けない理由は?

私が主宰するオンラインサロン「京都くらしの編集室」で「書評コラムを書こう」という勉強会をしました。 過去にした勉強会の中で、もう一度やってもらいたいのは?と投票してもらって一番人気だった勉強会です。 書評には何を書けばいいのか、勉強会では、書く内容や手順などを伝えたのですが、最後にとてもいい質問があったので、メルマガでもシェアしたいと思います。 北さんの「自分の感想が的をえてるか不安…」というのは、具体的には、こんな気持ちがあったんだと思います。 これは、私もそうだっ

ライターになったその後のこと、考えてますか?

「書くことを仕事にしたい」と考える人はたくさんいても、いざ書くことを仕事にした「あとのこと」を考えている人は少ないように思います。 私もそうでしたが。 ライターになる前は、憧れのライターになりさえすれば、私は幸せになれると思っていたし、それで目標達成!ゴールして終わり…と思っていました。 が、実際はそうでもなく、ライターになるにはなったけど、どうやって稼げばいいのか、どうやってクライアントさんと良好な関係を築けばいいのか、ライターになったあとも試行錯誤は続くのです。

【文章お悩み相談】自分の書いた文章を磨く方法。

『誤字脱字が多い自分に、書く仕事ができるのか?と思い行動できません』 以前、メルマガ読者の方から、こんな相談がありました。 先日からいろいろなお悩み相談にお答えしています。 今回の記事では、(5)の「誤字脱字が多い自分に、書く仕事ができるのか?と思い行動できない」にお答えします。 このお悩みを読んでまず思ったのが、誤字脱字くらいなら、そんなに気にすることはない、ということでした。書く仕事をしたいなら、それよりも何を書くか、内容を気にした方がいいかもしれません。 今は

ライターになる前にこれだけは知っておきたい……!

今週から募集がスタートした東京のワンデイレッスン。おかげさまで早割のチケットは募集開始後すぐに完売となりました!ありがとうございます! 通常チケットも枚数がなくなり次第、終了となってしまうので、気になっている方はどうぞお早めに。 さて、私の「書くを仕事にしたい人」のための7日間無料メールレッスンでは、私がライターになる前に知っておきたかったことをテーマに書いています。 なりゆきでフリーライターとなり、手探りでやりながらたくさん失敗して初めて「え、そうなの?ライター界では

【文章お悩み相談】相手に興味をもってもらえる表現とは?

京都ライター塾を主宰していたり、書くを仕事に!というテーマでメルマガを配信したりしていると、書くことに関する、いろんなお悩みの相談をうけることがあります。 最近届いたお悩みは、こんな感じ。 今日から少しずつお悩みに答えていこうと思います! まずは最初にあった「相手に興味をもってもらう表現の仕方はどうすればいいのか」について。 これは、相手に興味を持ってもらいたいなら、まずは自分から先に相手に興味を持つことかなと私は考えました。 「興味を持ってもらいたい!」と悩んでい

自分で自分の強みを見つける方法。強みの見つけ方(2)

前回の記事では、強みの見つけ方(1)として、「他者に自分の強みを見つけてもらう」ことについて書きました。 自分では当たり前にできることで、よく褒められることはないですか?と。 でも、「特に誰からも褒められない」「何も褒められたことはない」という方に向けて、今回の記事では、自分で自分の強みを見つける方法をお伝えします。 自分で強みを見つけるには、自分を観察し、記録することです。 自分が何をしているときに楽しいのか、嫌と感じるのか。何をうまくやれて、何に失敗したのか。

ライターとしての専門分野はありますか?強みの見つけ方(1)

ライターになったとき、あなたの得意分野は?専門はなに?とよく聞かれた。 当時、特に強みもなくて、得意な分野もない、ただの29才だったので、答えに困った。 そのときは、京都のガイドブックの原稿を書く仕事から始めていたので、私のまわりでは、グルメ情報に強いライターさんが重宝されていた。 などなど。 私は依頼があれば、何でも頑張って書きます!という新人だったけど、「何でも書きます」とは、裏を返せば「何も書けない」ともいえるわけで、ライターになっても3〜4年くらいは、「強みは

文章を書くときは、「自分の言葉」に置き換える。

文章を書くときに私が一番気を付けていることは、自分の中に「その感覚がない」言葉は使わないようにしているということ。理解できてない言葉は、使わないようにしています。 たとえば、「エモい」という言葉が出てきたとき、私はその感覚がよく分からなかったので、使いませんでした。 というか、使えなかった。 どういう場面で、どんな風に使ったらいいのかが分からなくて。今でもまだあんまりしっくり来ないので、ほとんど使うことはありません。 原稿を書くときも、耳障りはいいけど、実は何を言って

ライター歴18年。語彙を増やすためにしていること。

日頃から、気になった表現、いいと思った文章、忘れたくない台詞はメモするようにしています。 29歳でフリーライターになったときに、「語彙を増やしたい」と思って始めたことでした。ガイドブックでお店紹介をするときや、料理の味を説明するとき。「おしゃれなお店」とか「おいしい」以外の言葉で表現したいと思って。 雑誌を読んで、いいと思った言葉を1冊のノートにメモしていく。いろいろ書きためていき、原稿を書くとき表現に困ったら、そのノートを見返して、使えそうな表現をアレンジして使う。

インタビュー現場で一番やってはいけないこと。

京都ライター塾では、受講生に実際に「インタビューをする」という体験をしてもらいます。 インタビューをしてみる、自分もされてみることで、初めて分かることがたくさんあると思うからです。 もちろんの事前の講座では、話の聞き出し方のポイントやコツはしっかりお伝えします。けれど、それがすぐ身に付くわけではないし、即興で学んだとおり実践できるかといったら、また別の話。 これまでに、私がインタビューをしたのは1500人以上。逆にインタビューをしてもらったのは受講生含めおそらく100回

¥380

ライターだけじゃない。自分に合った、書いて生きていく方法を見つける。

私は、昔から本を読むことが好きだったので、作家やエッセイストにすごく憧れていました。 憧れてはいたものの、才能もなく、なれるわけがないと早々に諦めたのですが、でも、何とかして書くことには関わっていたいと思い、29歳のときにライターになりました。現在、ライター歴18年です。 これまでの実績や経歴は、個人のサイト(↓)にまとめていますので、よろしければご覧ください! メルマガも配信しています(↓) 当時の私は、「ライターになれば、自分の好きなことを書いてお金が貰える」と思

稼げるライターになるためにした10のこと

どうやったら、きちんと稼げるライターになれるのか? これはライターになってからずっーーーと、私が考えてきたことでした。 けれど、とりあえず目の前の仕事をこなすことで精いっぱい。ちゃんと稼ぐことについては、ずっーと後回しになっていました。 けれど、3〜4年前。 フリーライターになって10年が経ち、40歳も過ぎた頃、「いい加減ちゃんと稼いでみたい!!!!」と、心の底から思ったのです。 そこで本腰を入れて、いったん稼ぐことに集中してみることにしました。 数年本気で取り組

¥1,500

無料セミナー【書いて生きていくための100通りの方法】参加者募集中!

私は、昔から本が好きだったので 作家やエッセイストにすごく憧れていました。 憧れてはいたものの、 才能もなく、なれるわけがないと早々に諦めて でも、何とかして書くことには 関わっていたいと思って ライターになりました。 ライターになったら 自分の好きなことを書いて お金が貰えると思っていたのです。 が、実際ライターになってみたら そんなことは通用しないと思い知ります。 ライターだからといって 好きに書けるわけがなく クライアントの意向に合わせて 書く内容を考える。 ク

誰も見向きもしない「どんぐり」を見つけてくるのがライター

-------------------- ライターになりたい人のための7日間無料メールレッスンが終わると、江角悠子の「日々の気付き」をつづる、下記のようなメールが届きます。 -------------------- 書くことがない という相談をよく受ける。 毎日どこかへ出かけるわけでもない。 家にいるだけでは何も起こらない。 毎日、似たような日々。 よって、書くネタがない。 インタビュー原稿もブログもそうだが、 書くべきことが、勝手にあちらから やってくるわけではない。