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音楽の話、生きることについて

昨日、ヨルシカの新曲「又三郎」が配信されました。

私がそれに気づいたのは、疲れ切って、もう動けない〜ってかんじで無印良品のあの大きなクッションに座って天井を見上げたとき。

通知がひょこっと表示され、私は急いでミュージックビデオの再生ボタンを押します。

音楽ってすごいですね。   

少し前までモヤモヤとした気持ちで天井を見上げていた人間を台所まで連れて行き、味噌汁を作らせ、冷凍しておいたご飯とおかずを電子レンジで温めさせ、ちゃんとした夕食に導いてくれるんです。 

それだけじゃない。グループ活動でいつもなら私一人でやった方が早いと他の人に見切りをつける所を踏みとどまらせてくれました。私は「人を頼ること」を思い出せました。

音楽ってすごいんです。              一瞬で魅了して、気持ちまで変えてくれるんです。

疲れも吹き飛びました。又三郎だけに。

それから、心が荒んできたときはMr.Childrenの「彩り」を聴きます。                   

僕のした単純作業が この世界を回り回って     まだ出会ったこともない人の 笑い声を作ってゆく  そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える    モノクロの僕の毎日に               少ないけど赤 黄色 緑

この歌を聴くだけで心が落ち着きます。どんな薬よりも効く処方薬。

ヨルシカは高校時代に知りましたが、Mr.Childrenは両親が好きできっと母のお腹にいるときから聴いています。ライブにも小学生のころ一度だけ行きました。

幼い頃は分からなかった歌詞の意味が分かると、鳥肌ものです。こうして、大学生になってからも聴いているなんて自分でもびっくり。


音楽は私にとってかけがえのないもの。       私が生きる理由。私が自殺しない理由。

生きる意味は生きていく中で見つけるんだという人もいます。けれど、生きる意味なんてないと私は思う。

この世に生まれ落ちた瞬間から私たちは死に向かっている。その通りです。

ただただ生きていくしかないんです。意味なんてない。だから本当は、死ぬことを自分で選ぶのも自由なんです。生きていくのが辛くて苦しくて自殺を選んでしまった人たちのことを他人がとやかく言うべきではないと思うんです。

だけど、

それでも、世界には素晴らしいものもあるから。生きづらい世の中でも感動するものがあるはずだから。   私は自殺しないと心に決めているし、死んでしまいたいと言う子どもがいたら、一緒に世界一周の旅でもしようかと言って連れていける教師になりたい。


両親の離婚や、育ての親のような大切な人が植物状態になってしまったこと、弟が生まれたことなどをきっかけに「生きる」について考えるようになりました。

そして教育者を目指すようになりました。

19歳になる今だから子どもと大人の視点で考えられるはず。

考え続けます。


今回のまとめとして私が自殺しない理由を残します。

1.支えてくれた人たちにこれまでの感謝を伝えていきたいから。

2.弟の成長を見守りたいから。

3.世界には素晴らしいものが溢れているから。例えば本、音楽、美味しいもの、春夏秋冬のあの感じ…

4.生きたいのに亡くなっていく人がいるから。

5.自殺後の後片付けは人に迷惑がかかるから。

6.教育者になって自分に何ができるかをもっと考えていきたいから。






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