見出し画像

「平等」「多様性」(ダイバーシティ)「包括性」(インクルーシブ)を理解する

今日から大学院での学びが再び始まりました(10月はじまりのコースです)。ランカスター大学のコース内で説明されていた「平等」「多様性」(ダイバーシティ)「包括性」(インクルーシブ)の記述が、分かりやすかったので機械翻訳を手直しする形ではありますが、簡単に紹介したいと思います。

「平等」とは何か


私たち一人ひとりが生きている上で出会う機会、例えば人生のチャンスや成果といったものは、他人がその人をどのようにその属性といったものを判断するか、社会がどのように捉えるか、といったことの影響を受ける可能性があります。例えば民族性、出身地、年齢、性別、性同一性、宗教、障害者かどうかといった私たちのアイデンティティーの特定の「属性」や「背景」に対する一般的な反応の仕方です。これは、私たちが、自分のアイデンティティや背景の犠牲者であると言い切ることまではできませんが、それらから生じる影響があるかもしれないことを意味しています。

平等とは、すべての人が平等に機会を与えられ、その特性によって異なる扱いを受けたり、差別されたりしないようにすることです。

「多様性」(ダイバーシティ)とは何か


多様性(ダイバーシティ)とは、「違いに価値がある」ことを認識することです。人々に異なる背景、知識、スキル、経験があることの素晴らしさを理解し、受け入れることを意味します。思想、信条、経歴の多様性は、私たちが馴染んできた「規範に挑戦」することを可能にし、新しいアイデアや物事の進め方をもたらします。

多様性はすべての人にとって当てはまるものであり、私たちが行うすべての事柄に関係しています。

「包括性」(インクルーシブ)とは何か?


「多様性」(ダイバーシティ)と「包括」(インクルーシブ)は一緒に語られることが多いですが、同じものではありません。「包括的である」「インクルーシブである」とは、人々が歓迎され、個人または集団としての自分自身を評価されていると感じられる文化を創造し、維持することです。包括的(インクルーシブ)であればあるほど、個人の貢献が促進され、多様性からより多くの利益を得ることができます。

包括的な(インクルーシブな)コミュニティとは、すべての人が個人として尊重され、虐待やハラスメン トから守られていると感じられるコミュニティです。これには、機会の平等を提供し、差別によって生じる障壁を取り除くことが含まれます。

学校においては、誰もが自分の居場所だと感じ、教育、学習、社会活動に完全に参加できる文化を意味します。これによって、すべての学生が学問的に、専門的に、そして個人的に成長し、自分の可能性を発揮することができるのです。

そのために必要なことは何か?

平等、多様性(ダイバーシティ)、包括性(インクルーシブ)を真に理解することは、自分自身や他者の価値観や信念が、結論や提案・支持する理論にどのように影響を与えるかを考えることを意味します。このように広く考えることができることは、人生の重要なスキルです。

他の人の経験や方法を学ぶことは、興味深く、視野を広げることになります

自分とは異なる経歴や人生経験を持ち、仕事や勉強、考え方をする人たちに出会う可能性をポジティブにとらえ、その機会を生かすべきです。

包括的(インクルーシブ)な環境を作り、維持するには、私たち一人ひとりの積極的な関与が必要です。

  • 何が許される行動で、何が許されない行動なのかを知る。

  • 他の学生やスタッフを含め、尊厳と尊敬の念を持って接する。

  • 自分とは異なる人々と一緒に仕事をすることに全力を尽くす。

  • 多様性のある学生コミュニティーの利点を理解する。

  • 自分とは異なる考え方をする人から学ぶ姿勢を持つこと。

  • さまざまな人とコミュニケーションをとることができる。

  • 偏見に満ちた態度や言動に挑戦する方法を知り、それを実行する。


必然的な結果として


最後に警告として:もし、あなたが平等と多様性(ダイバーシティ)に積極的でなかったり、他人を尊重しなかったり、自分の偏見を実行に移した場合、他のスタッフや学生の機会に悪影響を与えることになり、懲戒処分を受ける可能性があります。

あなたの未来のために


グローバル化した経済において、企業(雇用主)は、多様性(ダイバーシティ)を重視し、あらゆる人と公平に仕事をし、多様な考えを自由に共有し、統合する包容力のあるスタッフを必要としており、このような人材の需要は高まる一方です。これらは、あらゆるレベルにおいて重要なプロフェッショナルスキルであり、自分の分野でリーダーシップを発揮することを目指すのであれば、特に重要なことです。

大学では、さまざまな考えや人種、文化、年齢、障がい、性別などを持つ人たちと仕事をする機会が多くあります。このような機会に、感受性と包括性へのコミットメントをもって臨むことは、将来のキャリアに不可欠なスキルを身につけ、それを実証するのに役立ちます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?