ZINE・リトルプレス10選
こんにちは。
建築写真や都市写真を撮っております、
フォトグラファーのゴトウ リョウスケです。
先日、吉祥寺のPARCOで開催されていた吉祥寺ZINEフェスティバルに遊び行きました。今回は出展側ではなくお客さんとしてです。
そこで気になるZINEを幾つか購入させていただいたこともあり、今まで集めたZINEやリトルプレスでおすすめのものを紹介できればと思い、このnoteを書いています。
それではスタートです。
個人的ZINE・リトルプレス10選
1. parking at Melbourne #2 / 名倉 慶佑
1つ目は名倉 慶佑さんのparking at Melbourne。 滞在されていたオーストラリアのメルボルンをテーマにした作品。 この#2ではメルボルン周辺の2000kmをロードトリップした様子が描かれている。 紙面がWIREDを彷彿とさせるようなポップかつお洒落なデザインで、それこそ雑誌のようにしっかりとした装丁なので、思わず購入してしまいました。 名倉さんはバリスタもされており、コーヒー豆の販売やコーヒーに関するPodcastもされているそうです。コーヒー好きの方、要チェックです。
Instagram:@nagusuke2
2. 나東京보다 -Tokyo in my eyes- / HJ
2つ目はHJさんの나東京보다 -Tokyo in my eyes-。
「都市の呼吸」をテーマに、都市の中で蠢く人々や交通、鳩やカラス、排出されるゴミなどの撮影を続けているストリートフォトグラファーのHJさんの作品。
東京の街が放つ色、瞬間が閉じ込められた一冊です。
Instagram:@photographer_khj
3. GRAIN #2 / 新多 正典
3つ目は新多 正典さんのGRAIN #2。
写真をCMYKで分解、リソグラフで各色を重ね印刷することで、リソグラフによる全頁フルカラー印刷を実現した1紙。
隔月発行のGRAINは、#1はポートレート、#2はブラジルのストリートスナップとジャンルに富んだリトルプレスで、それぞれのリソグラフの風合いを味わえる。
オンラインストアで販売されている写真集 『Explode Coração』も気になる一冊。
Instagram:@nitta_masanori
4. ザイン? 創刊号[0] / ザイン? [sein]
4つ目は、ザイン?さんのザイン? 創刊号[0]。
僕と同じZINE FARM TOKYOメンバーの佐藤さん、スズキさんのお二人による"ことば"をテーマにしたZINE。
お二人の制作過程をZINE FARMでほんの少しだけ見届けさせていただいたこともあり個人的にも思い出深い作品。
文学フリマ等でも出展されているので、文学に興味ある方、要チェックです。
Instagram:@zinezein
5. ANDTOKYO "Where is the center of Tokyo?" / ANDTOKYO
5つ目はANDTOKYOさんのANDTOKYO "Where is the center of Tokyo?"。
東京に暮らす国際カップルのアイさんとパットさんのお二人による、「東京」をテーマにした国内外のクリエイターのインタビュー記事とフィルムカメラで撮った写真を組み合わせたZINE。
実は僕が初めて購入させていただいたZINEがこちらのZINEで、初めてキチジンに行ったときに一番最初に手にした思い入れ深いZINE。
Instagram:@andtokyozine
6. イケオジの本 -ヨーロッパ編- / MAYU SUGIMOTO
6つ目はMAYU SUGIMOTOさんのイケオジの本 -ヨーロッパ編-。
タイトルの通り、街で見かけた"イケてるオジさん"通称"イケオジ"を集めたユニークなZINE。-ヨーロッパ編-はドイツやフランス、イギリスのエレガントな"イケオジ"達。
MAYU SUGIMOTOさんはコミックエッセイなども出版されていることもあり、イラストがめちゃめちゃ良い。
Instagram:@mayupict
7. 収集百貨 1 / 収集百貨
7つ目は収集百貨さんの収集百貨1。
収集マニアの4名が身近にあるとあるモノを収集それらをまとめたPOPかつ熱量溢れるZINE。
小学校の頃図書室で読んでいたミッケ!を読んだときのような感覚になる楽しいZINE。
収集癖のある方にはたまらない一冊。
Instagram:@shushuhyakka
8. 投光 vol.6 / クラリスブックス
8つ目はクラリスブックスさんの投光 vol.6。
クラリスブックスさんは下北沢のアートや文学サブカル系を中心に扱う古本屋さんで、季節に一冊のオリジナルZINE「投光」を出版するという素敵な活動をされている。
下北沢を訪れた際はぜひクラリスブックスさんへ。
Instagram:@clarisbooks2013
9. écho / airi.
9つ目はairi.さんのécho。
実はairi.さんは8つ目に紹介したクラリスブックスさんの「投光」のカバー写真を担当されている写真家さん。
échoはairi.さんのフィルムカメラによる写真作品ZINEで、封筒に入れられたパッケージングが特徴的。
airi.さんの視点とフィルムの風合いを味わいたい方にぜひ。
Instagram:@airipoint0
10.縄文ZINE 第13号 / 縄文ZINE
最後はニルソンデザインさんの縄文ZINE 第13号。
縄文ZINEはその名の通り縄文時代をテーマにしたINEで、土器や土偶が出てくるユニークなZINEかつ、なんとTAKE FREE。
ZINE界隈ではかなり有名で、なんと毎号3万部、全国300箇所以上で配布しているらしい。
Instagram:@jomonzine
お気に入りのZINEを見つけるなら
おそらくこのnoteをここまで読んでいただいている方はかなりZINEやリトルプレスに興味を持っていただけていると思います。
そんなあなたにZINEやリトルプレスに出会うならここ!という場所を紹介しておきたいと思います。
1. BOOK MANSION / ZINE FARM TOKYO
まずは僕のZINEを日頃取り扱っていただいているBOOK MANSION。
BOOK MANSIONは自分が本棚のオーナーとなってミニ本屋さんが開業できるユニークなシェア型本屋さん。その一角にZINEコーナーがあります。
近くにはZINEの制作工房ZINE FARM TOKYOもあるので、ZINEを読んでみたい、買ってみたいという方だけでなく、自分でZINEを作ってみたい、クリエイターの方に会って情報交換をしてみたいという方にも間違いなくおすすめできる場所。
僕のInstagram[@ezlo_00]にDMしていただければご案内もしてますのでぜひ。
2. 吉祥寺ZINEフェスティバル 「キチジン」
そして、ZINEとの出会いを求めるあなたに一番オススメしたいのが、定期的に開催されている吉祥寺ZINEフェスティバル、通称-キチジン-。
50組以上のZINEクリエイターが一同に会し行われることイベントは、バライティに富んだ多くのZINEやリトルプレスが出展され、クリエイターの方と直接会って話すことができる。
お客さんとしても創り手としてもどちらでも楽しめるし、テーマが偏ってないこともあり、文学、写真、アート、サブカル、イラスト、、、と、すべてのジャンルに出会えるのが嬉しいポイント。
僕もZINEとの最初の出会いはこのイベントでした。
最新のキチジン開催に関する詳細は以下のBOOK CULTURE CLUB(キチジン運営)のnoteや、ZINE FARM TOKYOのTwitter[@zinefarmtokyo]をチェックしてみてください。
【宣伝】ゴトウ リョウスケのZINE
ということで、個人的なZINE・リトルプレス10選の紹介と、ZINE・リトルプレスとの出会い方についてまとめてみました。
最後に僕自身のZINEについて紹介させていただき、結びといたします。
1. The Photography Book
カメラを初めて手にしてから約半年。
フォトグラファーとして一気に駆け抜けた成果をまとめた一冊です。
2. DYNAMICS OF THE METROPOLIS -TOKYO-
巨大都市トーキョーが織りなす"DYANMICS"を記録したZINE。
リソグラフ印刷を使用し、1部ずつ手作りした1冊です。
ZINEと出会ってから今までの話。
ZINEとの出会いを書いてます。
こちらも併せてぜひ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?