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日本という名前の由来

日が出てくる本(もと)にある国


■ 日出ずる国

日本という名前の由来は、「日出ずる国」といわれています。
日本は700年ごろに中国に送ったごろ中国に送った国書の中で天皇を「日出ずる処の天子」と表現しました。「太陽が昇ってくる場所で世界を治める王者」という意味です。
いろいろな説がありますが、「日出ずる処」から「日が出てくる本(もと)にある国」となり、さらに「日の本」と変わり「日本」になった説が有力と思われます。

中国との外交上の関係から生まれた
日本という名前は、中国との外交上の関係から生まれたといえます。
日本になる前は、中国から「倭」ト呼ばれていました。「倭」の言葉には「従順」「ゆだねる」という意味合いがあり、日本はこの呼び方に良い印象を持っていませんでした。
そこで、700年ごろ中国に送った書簡で自ら「太陽が昇ってくる場所で世界を治める王者」と名乗り、中国に対等な呼び方を望んだようです。
実際に「日本」という名前が使われるようになった正確な年代を記載した書物は現在のところ見つかっていません。

以上

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