松田 優作 Yusaku Matsuda
1949年9月21日、山口県生まれ。
刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のジーパン刑事役で人気を獲得。
1970年代後半からアクションスターとして人気を博し、1980年代からは演技派として認められるようになる。出演したドラマ「探偵物語」などを初めとして、演技やその人柄においても後進への影響は大きい。
また「表現者」として音楽活動も積極的に展開し、6枚のシングルと8枚のアルバムをリリースする等、その活動は多岐にわたる。
公私共に男気と情に厚く、その勇敢な人間性と卓越した演技力、抜群の運動神経等から、1980年代を通じて最も重要な日本の映画俳優の一人と評価されている。大ファンを公言する著名人は枚挙に暇が無い。まさに日本が誇る、憧れの存在である。
代表作は『蘇える金狼』『野獣死すべし』『家族ゲーム』『陽炎座』など尽きない。
1989年、念願であったハリウッド映画『ブラック・レイン』(リドリー・スコット監督)に出演。
作品は大ヒットを記録、特に優作演じる“佐藤”の鬼気迫る演技は他の演者を圧倒しハリウッドから絶賛を浴び、瞬く間にロバート・デ・ニーロとの共演作品など次回作のオファーが殺到したという。
しかしながら、1989年11月6日、午後6時45分、急逝。
ハリウッドという夢を掴みかけたその時、熱き魂を持った永遠に語り継がれる男は、その短い生涯に幕を閉じた。
享年40歳。
探偵物語 オープンニング&エンディング曲
(YouTube)
参照元: 「VICTOR ENTERTAINMENT」Webサイト
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