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町屋良平「1R1分34秒」

こんにちは、もはです。

今日は祝日という事ですが、なにやら早起きしてしまいました。
おじさんは早起きになると言う現象は眉唾だと思っていたのですが、どうやら28〜29歳で老化の初期段階が始まるようです。
一切起きれない少年だったので、これぐらいで丁度いいんですけどね。

今朝は後輩の子にお勧めしてもらったカネコアヤノを聴きながら書いています。
最初は少し違和感があったのですが、聴き慣れるとクセになる声ですね。
特に「恋しい日々」が好きです。


さて、それでは祝日一発目の記事行きましょう。

荒川区の「ゆいの森図書館」で出会った

今日の本はこちら。町屋良平の1R1分34秒。

家の近所にとてもきれいな「ゆいの森図書館」ができて、こちらの本はそこで借りました。
すごい綺麗なんですよ、この図書館。
広いし、綺麗だし、本も流行りの本も置いてあるし、近所の人はぜひ利用して欲しいです。

館内で荒川区のゆかりのある人たちの本が特集されていて、僕自身荒川区が好きなので、何か出会いを感じて読みました。
芥川賞も受賞されていたので、一度は読みたいと思っていた本書です。

名も知らないボクサーの一瞬を切り取った作品

本書は、プロボクサーのデビュー戦後の、主人公の勝利までの葛藤や苦悩がリアルに描かれた作品です。
僕自身、ボクシングはあまり詳しくないのですが、描写がとても細かくて、二時間弱で読み終えてしまいました。

少し冷めた若い青年が主人公なのですが、彼の考え方や思考がとてもリアルなんですよね。
ド派手な描写があるわけでもなく、落ち着いて語られるストーリーがとても静かで綺麗なんです。情緒的と言いますか。誰かの体験記を読んでいるような気持ちで、フィクションということを忘れてスッと読めてしまいました。

仮に実写化したら、とても落ち着いたムードのある作品に仕上がるんだろうな、こんな祝日の午後にゆっくり観たくなるような作品になるんだろうな、なんて思いました。

ちょっと落ち着いた邦画でも観たい、そんな気分になった時にはぜひ読んでほしい一冊です。

ようやく試験から解放されて幸せな休日

私事ですが、昨日通っている職業訓練校の筆記と実技試験が終わりまして、ようやくゆっくりできる休日を迎えられました。

テストなんで数年ぶりなのですが、やっぱりめちゃくちゃ疲れますね。
特に今回は人生で初めて実技試験というものがあったので、終えるまで気が張りつめていて、とてもしんどかったです。

まぁ結果はまだわからないんですが、自分的には満足がいく仕上がりになったので、今は開放感で満載です。
なにもタスクがない休日、最高です。
ゲームに本にテレビに、久しぶりに解放された休日を謳歌したいと思います。

皆さんも、ぜひ有意義な祝日をお過ごしください。

ではまた。

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