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原田ひ香「ランチ酒」

こんにちは、もはです。
更新が少しご無沙汰になってしまいました。

特に理由はないんですが、また学校が忙しくなってきたのと、狩野英孝のゲーム配信チャンネルにハマってしまって、本やnoteに触れる時間がなかったんですよね。
ちなみに見ているゲームはPS4のDETROITです。

自分じゃ絶対に選ばない選択肢を狩野さんが選んでくれるので、見てて面白いです。笑
ゲームもいくつかやっていますが、DETROITとスパイダーマンは圧倒的に名作だと思います。本当この二作はやってて感動しました。

ただ、ゲームや動画にハマりすぎて少し読書の時間が減ってしまったので、今週からまた少しずつ読書を始めていこうと思います。
持論なんですけど、SNSとかYoutubeとか安易な娯楽だけやってると、心がちょっとずつ荒んでいく気がするんですよね。
視座が養われないというか、質の低いエンタメに長時間触れると疲れちゃうんですよね。

どんな事においても自分に適正な割合があると思うんですが、最近は特に読書割合が減って荒んでいる気がするので、健全な精神を保つためにも、しっかり戻していこうと思います。
自戒も込めて。

さて、それではそろそろいきましょう。

ご飯とお酒とちょっと切ないヒューマンドラマ

本日の本はこちら。原田ひ香の「ランチ酒」

食に関する本が読みたいなって思っていて、本書を購入しました。
美味しそうなご飯の表紙ってすごい惹かれますよね。
期待通り、とてもいい作品に出会うことができました。

本書の主人公は30代中盤の女性。
見守り屋という、普通とはちょっと異なる仕事に集まるのは、これまた一癖あるお客さんたち。
各人が悩みを抱えていて、決してハッピーエンドでも爽やかでもない、リアルな人間ドラマが描く切なさが、30歳近い自分にはとてもマッチしました。

また、作中のご飯とお酒の表現が絶妙なんですよね。
主人公が夜勤で働くので、ランチのご飯とお酒がメインディッシュ。そこに登場するごはんとお酒が本当に美味しそうで、読むと自分も美味しい日本酒を片手にご飯が食べたくなります。
細かいですが、あえて店名を伏せていることもフィクションを保ってくれていて、個人的には好感が持てました。

本の感想はこんなところですかね。

美味しいお酒とご飯は幸せを呼ぶ。

昨日、お昼に柴又まで出かけたんです。
そこで見つけたちょっといいお蕎麦屋さんで、お蕎麦を肴にとても美味しい日本酒を堪能しました。(自然郷という東北のお酒でした。)

こういった時間がすごい久しぶりだったんですよね。
お昼にお蕎麦と日本酒なんて、ちょっとした旅行気分を味わうことができてすごい楽しくて幸せて、今の自分に必要な時間だったんだなと思います。

不要不急と言われがちな外食ですが、やっぱり自分の人生には必要ですね。
外に出づらい今ですが、私のように我慢している方には、本書で少しでも外食気分を味わって欲しいです。
きっと美味しく幸せな時間が過ごせるはずです。

こんなところですかね。
柴又の草団子最高だったからまた買いに行こう。

皆さんもいい休日を。
ではまた。

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