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世界中で愛されるビールとクラフトビール
こんにちは!
数年前の話になりますが、大学の卒業旅行にドイツを訪れました。
クリスマスのミュンヘンの街に足を踏み入れた瞬間、そこはまるでおとぎ話に出てくるような光景が広がっていました。
赤いユニフォームを着たサッカーのサポーターが街を行き交い、無数に並ぶワゴンにはきらきらと輝くクリスマスグッズが街を彩ります。
更に足を進めると、焼きたてのソーセージと、コップいっぱいに注がれるビールの香りに包まれることに、、、
結局、私のドイツの旅はビールによって満たされることになりました。
しかし、「ビールを飲むのは好きだけど、実は詳しいことはよく知らない」、「そもそもどんなビールがあるんだろう」という思いがこの記事を書くきっかけとなりました。
そこでまずは、ビールとはどんなものなのか見ていきましょう。
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ビールの原料とは
さっそくですが、私たちの喉と心を潤してくれるビール、何からできているのでしょうか。 答えはモルト、ホップ、酵母、水の4大原料です!
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モルト:「麦芽」とも言い、発芽させた大麦のこと。
ホップ:ハーブの一種で、ビールに苦味や香りを付けます。
酵母:簡単に言うと、生きている菌類。糖質をアルコールと炭酸ガスに分解して分裂、成長します。(この働きが、よく聞く「発酵」です。)
今日はこれだけ覚えてもらえればOK!…なのですが、この4つ以外にも原料はあります。
4つ以外にもいろいろある!「副原料」
この4大原料の他に使われる原料は「副原料」といわれています。 日本では酒税法によりビールに使える副原料を以下のように定め、これ以外の原料を使うとそれは「ビール」ではなく「発泡酒」とされています。
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ユニークなビール造りに多用されています。 日本ではそれらを使うとビールに見えても「発泡酒」になるんですね。ちょっとややこしいですね。海外ではそのような決まりはない場合が多いです。
「クラフトビール」って何??
ところで、「クラフトビール」という言葉、よく耳にするけれど、一体どんなビールを「クラフトビール」というのでしょうか?
まず、日本では今のところ明確な定義はありません。 アメリカでは、「ブルワーズ・アソシエーション」という協会によって「クラフト・ブルワリー」の条件が定められています。その条件は、「小規模であること」「独立していること」「伝統的な原料や製法で造っていること」。
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そんなアメリカでの定義がそっくりそのまま日本にも当てはまるわけではないのですが、その流れをくんで、日本でもクラフトビールとは「いわゆる大手ビールメーカー以外の、地域密着型の小規模な醸造所で造られるビール」と説明されることが多いです。
特徴としては、品質が重視されていること、大手のビールに比べはるかに種類が豊富で、多様な個性あふれるビールが楽しめること、などがあります。
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