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不安が多い世の中

不安が多い世の中ですね。
2000年以降はずーっと世の中に不安が渦巻いている感じがします。
2000年というと22年前。僕は大企業にいて地位は安定していたし、まだ若かったこともあり、世の中に不安があっても自分自身には特に不安はありませんでした。

2002年、不景気の最中に自分の意志で会社を飛び出しましたが、その時も特に不安感は無かったです。若さと無知の勝利でした。

あれからいろんなことがあったけど、特にこの3年ぐらいは世の中の情勢が非常に悪化しているし、自分の立ち位置も吹けば飛びそうな危うさがあります。
不安を言い出したらキリがないぐらい不安だけど、自分自身の不安は、世の中の人々の不安に比べたら大したことないなと思ったりもします。

これからはSFの世界になるよと言われていた時代が本当に懐かしく、今はそのSFみたいな時代に実際、なっているわけですが、この先どんな世界になるのかは誰も示してくれないですね。
こんなに悪くなるよと警告する人は沢山いるけれど、こんな良い未来が待っているよと目を輝かせる人にはお目にかかれません。

それが50年前と明らかに違うところです。

僕らのような年寄りには分からないと思うけれど、若い人の間にはそれなりの夢や希望があるのでしょうね。
それは僕らがイメージする種類のものとは違う未来なのでしょうか。
僕らが想像できる未来は、家とかビルとか乗り物とかいう、全て人工的な、カタチになったものしか無いわけですが。そんなものじゃない、全然違う未来像があるのかもしれませんね。

どんな形にせよ、未来がイメージできることは良いことです。
僕ら・・いや、僕は残念ながらイメージできないから、今の刹那を、与えられたリソースを活かして楽しく生きることだけを考えたいと思います。
僕の経験が、誰か若い人の役に立つなら、アンパンマンのほっぺたのように、ちぎって食べてもらえたら嬉しいかな。
美味そうじゃなかったら、食べなくていいけど😅

僕は僕の不安と、これからも付き合っていきます。
自分にもし、生み出せるものがあるなら、全て生み出して置いておきたい。

8月 ある晴れた日のマンションの造成地

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