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表参道的なもの

表参道のような、ブランドショップの大型路面店が並ぶ通りは、あんまりないので独特の存在だと思います。

大阪では御堂筋がちょっとそういうイメージがあって、オフィス街の中にインテリアのブランドショップが店を出しているといった風景は見られます。
神戸では旧居留地がそういうイメージですが、メインストリートのようなものは無くて(あるけど店が並んでいない)東西南北の通りのあちこちにショップがあるという形です。
その他の地域はどうなのでしょう。ちょっと思い浮かばないですね。

昨今の情勢や、ネットショップへの移行などにより、アパレルやインテリアの路面店も以前に比べると数が減りました。少なくとも関西では。
東京は日本の中央なので、企業もショップというより会社の施設として運営できるから、地方の状況とは少し違うかも知れませんが。

リアルな「街」というものへの関心は薄らいでいるように見えますし、今後はなかなか難しいですが、よく言われるところの「ユーザー体験」としてはリアル以上のリアルな体験というものはありません。
その意味では、リアルがちゃんとあることの充実感はかけがえのないものだと思います。

僕は最近、以前の写真を見返してはインスタにアップする作業をする中で、街の風景はどんどんつまらない方向に行っていると感じています。
自然や文化遺産は守ろうという運動がありますが、商業施設は無いのですよね。だけど地域の風景にとって大事なものもあるのです。
いい商業施設はしっかり有り続けていて欲しいものです。

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