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簡単にできるものは価値がなくなる

単なる仮説レベルの話をします。
世の中、コンピュータとAIで何でも簡単にできるようになっていますが、本質的に「簡単なもの」というのは価値が低いですね。太古の昔から。

誰でもできたり、誰でも手に入れることができたりするようなものに、そんな大きな価値があるわけはないですね。
そのような価値は、常に相対的に決まるようになっているのです。

デフレの原因

ちょっと思ったのですが、日本の長い間のデフレ傾向は、いまはインフレという形で見えにくくなっていますが、産業構造などを考えるとまだまだデフレ傾向なのではないでしょうかね?
物価は上がっていても、所得は上がっていないですよね。

どうしてこんなデフレになったのかというと、何もかも簡単になって、みんなが簡単な方に走ったからではないでしょうか。その結果、全体として日本の価値が下がってしまったのでは?と思ったりします。

簡単な方に走るとは?

どういうことでしょうか。言い換えると

  1. こだわらない

  2. ミニマル志向

  3. 物質より精神に依存

  4. 関係性を拒否

などを指していそうです。

あえて難しい方に走ることができるか?

どうでしょうね。
簡単にできるものを、あえて難しくすることにどんな意味があるのか?という疑問があります。
簡単にできるようになってしまった以上、逆戻りはできないような気もします。

したがって、簡単になってしまったものではなくて、まだ簡単になっていない部分を掘り下げれば、価値を増やせそうな気がしませんか?

どんな時代にも、その時代ならではの「難しいこと」が存在すると思います。難しいことをそのまま難しいものとして受け継ぐことによる価値の維持、みたいなものを考えることはできないでしょうか?

良くない!

なにもかも「いいじゃん、いいじゃん」と言って簡単にしてきた姿勢にNOを突きつけ「良くない!!!」と難しいまま物事を理解する心意気を持ってみてはどうでしょうね。

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