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【まとめ】野心的な企業が打ち出す野心的なムーンショット一覧(日本企業を中心に)

妄想から始まる実現可能な未来を一気に引き寄せるような野心的なプロジェクトは「ムーンショット」といいます。日本も多くの企業がこのムーンショットを掲げているのをご存知でしょうか。

ムーンショットとは、注目を浴びることによって偏在するリソースを一か所に集めていく、いわば「巻き込み力」「引き寄せ力」の行使です。夢をぶち上げることにより人があつまり、技術が集まり、そして資金が集まるのです。

多くの企業がムーンショットを新卒採用のサイト内でも積極アピールしています。それを見れば、このような壮大なプロジェクトが若者を引き付けるということの意味が分かってくるでしょう。

それでは、企業が掲げているムーンショットをまとめておきたいと思います。(随時更新します!)


清水建設「深海未来都市構想 OCEAN SPIRAL」

地球表面の約70%は海であり、その約80%は深海です。
深海は、地球生命圏を正しく循環させる大きなポテンシャルを持っています。しかし、私たちはそのポテンシャルをまだ活かしきっていません。
大気・海面・深海・海底を、垂直に統合することにより、
深海の無限の可能性を活かせると考えました。

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大林組「宇宙エレベーター構想」

宇宙空間に浮いている人工衛星から地上までストリングが伸びていて、そのストリングを昇降することにより人工衛星まで簡単に行けるというプロジェクトです。大気圏外に物流拠点等を確保できるメリットは計り知れず、炭素素材の強度増加やロケット技術の発展によって実現が視野に入ってきました。

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日本郵船「スーパーエコシップ2050」

完全ゼロエミッションを達成する目標の船舶です。この前にはスーパーエコシップ2030という計画があり、さらにそれを進化させる形で2050が発表されました。バッテリーや自動運航、バイオニックデザインなどの最先端のテクノロジーを盛り込み未来の船のカタチを明確に提示しています。

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Open Meals(電通他)「寿司シンギュラリティ」

電通、デンソー、山形大学などが計画する3Dプリンターで寿司を提供する計画です。2020年には初期のレストランをオープンする目標を立てています。3Dプリンターで寿司を「創る」ことにより、パーソナライズされた栄養素を付加したり、

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住友林業「木造超高層ビルW350」

友林業は丸ノ内に木造の超高層ビルを2041年に建てるとぶち上げています。自然との共生を目指す究極の都市づくりをテクノロジーによって成し遂げるという強い意志を感じます。

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成田空港圏「100万人都市構想」

成田空港圏で2070年に「宇宙一」の空港を擁する100万人都市をつくることを掲げた「ハッピータウン構想2070」を、地域の若手経営者らでつくるNARITA空港圏青年交流会が発表。

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グッドイヤー「光合成するタイヤ」

3Dプリンターで作り、中に苔を育てて光合成するタイヤです。日本じゃないけど。

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アマゾン(ブルーオリジン)「スペースコロニー」

ついに来たーという感じです。ベゾス氏のアイデアは、地球近くの宇宙空間に1兆人収容可能な円筒形のコロニーを作るというもの。

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KLMオランダ航空”Flying-V”

KLMオランダ航空とデルフト工科大による、エネルギー効率を劇的に改善し乗客数も増やすという機体コンセプトです。重心位置制御は垂直方向の制御など課題も多いように見えます。

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その他

アマゾン「空中倉庫」
イーロンマスク「ハイパーループ」「ボーリングカンパニー」
セイバーウイング「太平洋横断ドローン」
等々

見つけたら随時アップしていきます。


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