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息子に言いたいこと

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なかなか連絡してこないので、息子に言いたいことをここに書きます。
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#子育て

早ければそれだけで成功する事は多い

息子に言いたいこと。 能力なんてあろうがなかろうが早く始めたというだけで成功したりする。早ければそれだけで成功することは多い。 タイミングがよかったよねえとか、ラッキーだったよねとか思ったりすることがあるけど、能力があるからだよとか思うこともあるけど、そんなんじゃなくて単に思い立ってすぐに行動したから成功したということは多い。何について言ってるのか説明する必要もないくらい、何についてもそれが真実だったりするぐらいThe sooner the better なことは多い。

なんだ自分一人でできるんじゃん

大昔に一人になった時に思った事と、今思う事。 一人になった時に思った事 1 うひゃあ、こんな可愛い生き物(赤ちゃんの息子)が私だけのもの(ほぼ私だけで育てられる)になるなんてむっちゃ嬉しい。 2 あれもこれも一人でできるんだろうか。PCの設定とか配線関係とか、特に電気製品関係のいろいろどうすればいいんだろう。こわいよお。(ダンナはIT関係の人だった。ちなみに私は全く違う分野とはいえ工学博士とかもってるし、たぶんポテンシャルはあったような気もするが、なにもできなかった。)

リタイアアーリーのもったいなさとびっくり箱

そろそろ(昔働いてた企業の)年金もはじまりそうな私がFIREとかリタイアアーリーというのもあれなんだけど、FI(経済的自立)はおいといてRE(リタイアアーリー)について考えてみた。 私が今おもう面白くて凄い経験の数々、世界にちらばってる凄い知人や友人達の多くは40歳以降の仕事で得られたもので、もしかするとその半分以上は50代になってからだったりする。40歳以降に入った複数の組織と、そこでした仕事で得られた経験と、そしてそこで知り合った人々が今の自分の世界や考え方を作ったのは

Been there Done that

息子の大学を決める時に、昔どこかの国際機関で偉かったおじさんとか著名人を特任教授や講師に据えて、彼らの「ゆるい昔話」を「(例えば)グローバル人材(ってなに?)になるための講義」とかなんとかいって学生に聞かせる授業を売り物にするような大学に行かせる気はなかった。 「こんな有名な人、偉かった人、が先生になってる大学」として選ぶ親や子ももいるのだろうか? 某大学でそんな感じの講義を頼まれたことがあって、私はとにかく「今」を話すようにしたつもりだったが、講師の一人(有名な経済関係

「こうあるべき」という根拠の危うさ

箸の持ち方が変な(というか違う)人をみて「親の顔が見たい」とか「小さい頃からの躾がされていない」とか「育ちがわかる」とか、まるで嘲るように、鬼の首をとったようにいう人が嫌いだ。 箸の持ち方だけで、まるでその人の親のことから育ちから、どんな人生を送ってきたかまで、すべてわかったかのようにいう人がいる。そういう人が実はたくさんいる。そういう人々に共通の特徴は「自分の箸の使い方が正解」と思っていることだ。 箸だって、世界中には違う種類の箸があって違うマナーがある。 この社会で

自分に自信を持てない君へ

自分にすごく自信がある人は、なんにも挑戦しなかった人なのかもしれない。挑戦しなければ、自分が無能であることを知ることもない。自分がどんなに小さい人間なのかを知ることもない。世界はものすごく広いことを知ることもないし、傷つくこともない。ずっとComfort zoneにいれば自信がたもてる。                * 母ちゃんが働いてた大学の数学科に19歳の大学院生がいた。「博士課程の学生だけどまだ1本も論文書いてないんだよね」というから「これからだもんね」と思ったら

絶対に母ちゃんが好きそうなレシピ!

今朝息子が「これ、絶対に母ちゃんが好きそうなレシピ!」と送ってきたリンクがこれです。 おほほほ、、、、、、、大好きです。そのとおりなので何も言えない。 これを「母ちゃんが好きレシピ」と分類するのか。ま、料理なんてちょっとぐらい手を抜いても子供は育つってことですかね。ありがとう。

心が折れそうな時にする具体的な行動

心はしょっちゅう折れそうになる。息子もこれからいっぱいいっぱい心が折れそうになると思う。そんな時に母ちゃんはこうしてるということを書いておく。 とにかくすぐに忘れてほしい。反省したり、理由を考えたり、原因をつきつめようとしないこと。自分を責めないこと。どんなに考えたところで、多くの場合は他人の判断の結果だったりするから、だったら君とは関係ない。他人の気持ちなんてコントロールできないよ。 たとえば「お祈りメール」。 なんども転職している私だが、転職の陰にあるのは山のように届

水が半分のコップとマインドセット

コップに半分だけ水がある時に、もう半分しかないと思う人と、まだ半分もあると思う人がいるという話は、同じ状況でも2種類の全く違うマインドセットの人がいるというところでだいたい終わりになる気がするが、本当の違いは次の行動ではないかと思う。 もう半分しかないと思う人の次の行動は、水を増やす(あるいは減らさない)事だ。まだ半分もあると思う人は、水を飲むかもしれないし、植物に水をやるかもしれないし、他の人に飲ませるかもしれない。なので、この二つのマインドセットは結果として大きな違いを

自分の好きな事と勇気と楽観

去年亡くなった母(君の祖母)は数学が好きだった。私が子供の時、できない数学の宿題でうんうんいってると、いそいそと私の部屋にやってきては一緒に考えて、それでもできない時にも「やっと解けたあ」といって朝赤い目で私を起こしにやって来たこともあった。ひとりで台所で夜中に解いていたんだろうと思う。高校生の時には数学クラブにいたという母は、家の事情で大学にはいかれず農家+自営業の父に嫁いで、母の数学好きは終わった。もしずっと好きな事ができていたら、もしかしたら、もしかしたら、母の数学の才

日本人はなぜキレやすいのか。

「なんで言わなきゃわかんねえんだよ!」「空気よめよ!」 いじめを受けた日本の学校で息子が何度も言われた言葉だとおもう。息子は心の中で「言わなきゃ分かるわけないよ。」「どの空気?」とか思っていたと思うけど、だんだん無口な子になってしまった。この学校は、帰国子女も受け入れる国際を売り物にしていた中高一貫校だ。                 * 日本人はキレやすい。自分の経験だけからなので一般論とはいえないけど、仕事がら多分50ー60カ国以上の人との仕事を経験したと思う。その