自分に自信を持てない君へ

自分にすごく自信がある人は、なんにも挑戦しなかった人なのかもしれない。挑戦しなければ、自分が無能であることを知ることもない。自分がどんなに小さい人間なのかを知ることもない。世界はものすごく広いことを知ることもないし、傷つくこともない。ずっとComfort zoneにいれば自信がたもてる。

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母ちゃんが働いてた大学の数学科に19歳の大学院生がいた。「博士課程の学生だけどまだ1本も論文書いてないんだよね」というから「これからだもんね」と思ったら、すでにその分野の本を出版していた、、、、どんなに頑張ってもかなわない世界があるのを知って、自分のハリボテの自信は粉々になった。

でも、その世界に挑戦しなければ、その世界の人を知ることも、そういう世界があることも知らなかったんだよ。すごい人達に近づきたいと頑張ることもなかった。

君がもし自分に自信がもてないとしたら、きっとそれは挑戦を続けているからだと思う。知らない世界やすごい人々にさらされているからだ。だからどんどんどんどん挑戦を続けてほしい。たとえ挑戦して失敗して元の場所に戻ったとしても、自分が成長したことを感じるから。

追記
ハリボテの”自信”(confidence というよりoversized or bloated egoかな) をもったまま40台、50代になってしまうと、コンビニで若い店員さんにむかって「お釣りの渡し方が悪い!俺を誰だと思ってるんだ!」という老人になってしまいます。