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素敵なnoteの始め方⑥〜有料noteについて思うこと。

noteを始めた時におそらく誰もが思うのは、サポート機能や有料記事ではないだろうか。

お若い方はこれが初めてのブログ(めいたもの)かもしれませんが、それなりに年齢を重ねてきて、大人臭を意識し、そろそろ赤いチャンチャンコでも買おうかなと思うような僕は、年金支給の不安に苛まれながら、一縷の望みをnoteにかけ、身を削る思いで毎日更新している。

同情するなら金をくれ!!

という名ゼリフも今の若い世代には伝わらないんだろうなぁ。目のつけどころが昭和!

まぁ、それはさておき。

今回は、有料記事という事について僕なりに考えてみようと思う。

では、有料にはどんなものがあるか?と言えば、

つまりはあなたはどんな内容ならお金を払いますか?という事になる。

一般的な有料記事にはどんなものがあるか考えてみると、

まずは芸能人や有名人。

先日紹介させて頂いた

乙武さんや

落合陽一さんのように、すでにnoteには有名人の方が書いている記事が存在する。

こういった方達は、「昨日○○を食べました」という日記のような記述だけでも有料で読もうかなと思う人がいるのでうらやましい。

素人の僕がそこから何かを得るとすれば、

とにかく自分の希少価値を増やせという事だろう。

きしょい価値ではない、念のため。

続いて、知らない人は知らないが、知っている人は知っている、ある界隈での有名人も存在する。

人気ブロガーとして有名なイケダハヤトさん。

そして、最近そのイケハヤ(と略すらしい)とのコラボ動画にも上がっていた、

名前からもお分かりの通り、月に15万を稼ぐという中学生ブロガーのキメラゴンさん。noteだけでも月4,5万を稼いでるとか。すごいな。

素人から有名人になった人達という意味では、学ぶところは多い。

イケハヤさんについては、過激なタイトルやサムネイルからは想像しにくいが、努力の人である。

まだ稼いでないの?という上から目線の論調はホリエモンと同じく、僕の好みではないが、こういう人に限って、ものすごい努力をしている事は間違いない。あおりも戦略の一つだろう。

実際、イケハヤさんも学生の頃からブログを始めて、いろんな経験をへて、ブログ中心の生活にするために都会から離れ、高知県で育児をしながらとんでもない収益を挙げている。

イケハヤさんがなぜ売れたのか、と言えば、それは

有益な情報に特化したブログビジネス

という事。

と書けば、そんな情報持ってないよ、という人もいるだろう。

もしかしたら、イケハヤさんには外からは窺い知れない独自の情報仕入れルートが存在するのかもしれない。

ただ、僕の調べる範囲で分かった事は、ネットと読書に時間をかけているという事だ。

大量の資料に目を通し、たくさんの記事を書きまくり、反応のいい記事を貪欲なまでに分析する。そういう地道な努力で少しずつ読者を獲得していって今がある。

この場合、素人にできる事は、

とにかく準備に時間をかける事である。


YouTubeの人気動画を見ていて思うのは、

・有名人の動画

・誰も思いつかない(あるいは思いついてもそこまでやる気にならない)おもしろ動画

・情報のまとめ動画

である。

自分がマネできるという視点から、有名人は除外するとして、おもしろ動画というのは、そういくつもできるものではない。発想と資金と時間が必要である。才能と言い換えてもいい。

しかし、情報まとめ動画は、情報を取捨選択する能力や説明力は必要とされるものの、無料のサイトや数冊の本から抽出する事ができる。

たとえば、簡単な料理を作れるならそれを紹介するのが一番だが、料理ができなくても料理サイトをまとめる事なら誰にでもできる。

そのためには、紹介サイトが信頼に足るものか調べる時間が必要だ。ただ、そこに特殊な能力は必要ない。誰かが自分で調べる時間を節約する(代行する)事に重きを置けばいい。

何かについて困っている人は必ずいる。

困っているという事は解決する手段を求めているという事だ。

あなたが面倒だと思っている事は、他の人だって面倒なのだ。

そこで、一定のニーズがあるものを話題にし、人よりは時間をかけて調べてまとめてみる。

素人が人に注目してもらうには努力が必要だ。

その努力とは端的に言えば、目立つ事。有名人がなぜ目立ったかと言えば、際立ったルックスや専門知識、壮絶な経験、才能といったところだろうか。

しかし、そのどれも持ち合わせていない人間ができる事と言えば、誰でもできる事に準備時間をかけるしかない。

作品やオリジナル商品、独自の企画を持っている人は、それをアピールすればいいが、何も持たない人にはできる事は限られている。

さらに言えば、先人がたくさんいる分野でそれをしても、素人は時間や資金面、情報源で劣る。

僕はいろんな記事を書いている。幸いにも文章を書くことは飽きない。

書くことについては苦悩するが、それは書く事が無いという悩みでは無く、あれもこれも書きたいと思いながら、優先順位が入れ替わり、ひとたび書き出すと、たとえば今書いたこの文章の中で、漢字が多いなとか、一読して意味が分かりにくいなとか、そういう苦悩が伴うだけで、脈略のない文章をダラダラ書いている時間がとても楽しい。

さらに本を読むのが大好きである。だからブログというものには向いていると思う。話すのは好きで、説明するのはわりとできるかもしれないが、動画編集にかけるだけの時間があるなら、本を読むか文章を書いていたいという時代遅れな性分だ。

と、書きながら「である」か「だ」のどちらに統一しようかと迷う推敲なら好きなので何時間でもこねくり回してたりする。

noteにそれなりの内容の文章を書く時は、まず浮かんできたテーマについて考えを紙に書きなぐる。それに関連するような本の一節を探し求める。読書感想の場合は順序が逆だが、いずれにしろ書き出すととんでもない時間を消費する。

時間の感覚が消失し、時計の針を見てびっくりする事も多い。でもその感覚が小学校の時からずっと好きで文章を書く行為から離れる事ができない。ああでもない、こうでもないと自分が紡ぎ出した文字と戯れる。

そういう意味では非効率で時代遅れな人間だと思う。5Gの時代に乗り遅れたじじいなのだ。

noteを始めた動機には、自分の好きな本が好きなだけ買えるようになると嬉しいなという漠然とした思いがあった。

でも、有料ブログや記事を目にする度に思うのは、稼ぐとか宣伝ばっかりに終始するのはイヤだな、と。

そういう人達を否定しているわけではなく、自分はイヤだなと。

稼ぐという観点からすれば、とても甘い考えかもしれないが、自分の書きたい文章を書いて、それが誰かにとって面白いものになり、ひいては誰かのためになって、それを書くために資金や時間が必要になるのなら、有料すればいいかなと思っている。

ともすれば、ネットで稼ごう!副業しよう!という気持ちばかりが先行し、それに伴う努力が自分にとって合わないものだと苦しくて続かないだろう。

たとえハッシュタグの件数が少なくても、いや少ないからこそ、自分が好きなものを突き詰める事で、オリジナリティが出て、好きなものだからこそ、努力をいとわず、希少価値を高めることができ、知名度も上がるのではないだろうか。

僕の目指すnoteとは、時間をかけて自分にしか書けない内容で誰かの役に立つ、あるいは癒やしになるような記事でそれなりに食べていけるnoteです。

でも無料記事のままでも、毎日少しずついろんな人から刺激を頂いているので、まぁその時が来ればで、いいのかなと思っています。ど素人の僕が書いた文章を読んでもらえるだけでも、嬉しいし。古いと言われても、古い人間だから仕方ない(笑)

noteにサポート機能があるのは、お布施みたいな感じで、そのゆるさも好きです。自分で自分の記事に値段をつけるのって、難しいですもんね。

本当に素敵な記事なら、買いたくなりますし。

という事で、これからもいろんな記事を書いていくのでよろしくです。

結局、宣伝かいっ!!






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