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【AIライティングツール開発者に聞いた!】生成AIが変える働き方:奪われる仕事と生まれるチャンス
現在、生成AIがさまざまな分野で活用されている中、SEOライティングにも変革をもたらしています。
今回は、弊社株式会社EXIDEAで生成AIを活用したライティングツール「EmmaTools」を開発した梶野氏にインタビューを行い、AIの台頭により、ライターの存在はどうなっていくのか、そして、どうあるべきか……。
AIの現状、今後の予測も踏まえてお聞きしました!
※前回の記事では、EmmaToolでも使用されているSEOライティングのためのプロンプトも公開しておりますので、併せてお読みいただけると嬉しいです!
梶野 尊弘(Takahiro Kajino)
プロダクトソリューション事業部 執行役員 / CTO
新卒採用プラットフォームの開発運用に従事し、Webアプリ、スマホアプリの開発・運用、性能改善・PM・データ分析基盤・クラウドインフラなど、多岐に渡って経験。現在はCTOの他、「EmmaTools」の事業責任者に着任。データ分析基盤構築や自然言語処理、多変量解析を専門としています。
AI時代、奪われる職業と新たに生まれる役割
__現在、さまざまなAIライティングツールやプロダクトが登場しています。これにより、ライターや若い世代の立場に不安を感じる人もいます。10年後には消えてしまう職業も出てくるかもしれませんが、その影響を受ける職業について、どのように捉えるべきでしょうか?
確かに、ライターやプログラマーはAIに代替される可能性があります。特にプログラミングでは、コードを書く仕事がAIによって置き換えられるでしょう。一方で、AIが出力したコンテンツをチェック・編集する新たな仕事が生まれるでしょう。
SEOの分野では、ライターの需要が減少する一方、エディターの需要が増加すると考えられます。AIが出力したコンテンツを適切に修正・編集するスキルが求められるため、そこに関わる人々の需要が高まるでしょう。
ChatGPTも、最初は「思ったようなアウトプットが出てこない」という課題がありました。その理由の一つとして、使用するAIモデルのバージョンが進化するたびにプロンプト(AIへの指示文)を調整する必要があったことが挙げられます。
最適なアウトプットを得るためには、モデルの特性を理解し、適切なプロンプトを設計し直すスキルが求められます。また、アウトプットに人の手を加え、付加価値を創出できる人でなければ、今後の競争を生き抜くのは難しいかもしれません。
「エディター(編集者)」のあり方を考える
__ライターやプログラマーなど、AIに取って代わられるかもしれない職業の人たちは今後どうあるべきかについて、何かアドバイスはありますか?
弊社ではAIを「サポートツール」として位置づけています。セミナーでもよく話しますが、AIが生成するのはあくまで70点程度のもの。これを80点、90点に仕上げるのは人間の役割です。また、参考になるフレームワークとして、CRAFTという概念があります。これは以下のプロセスを指します。
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Cut unnecessary parts(不要部分の削除)
Review and refine(内容のレビューと洗練)
Add media(画像や動画などの追加)
Fact-checking(事実確認)
Tailor for uniqueness(独自性を加える)
これらの工程は、AIではなく人間が行うべき部分です。AIの出力をそのまま使うのではなく、これらのポイントをしっかり押さえることで、より質の高いアウトプットが可能になります。
今後も生成AIが進化していく中で、新しい機能や関わり方がどんどんと生まれてくるはずです。変化の早い中でも、情報をキャッチアップし、自分もアップデートしていくことが重要になると思います。
生き残れるのはテクノロジーと共存できる人
__今後、さらに重要性が増すスキルや職業は何でしょうか?
例えば、新卒から数年目の若手が行う業務の多くは、生成AIに置き換えられると予想されます。その一方で、残るのは営業スキルやマーケティング戦略を立てる能力を持った人々です。
つまり、実務作業を超えて、戦略的な思考や広い視野で計画を立てられる人が求められるでしょう。これらのスキルはAIでは代替できないため、業務フローを設計する能力や、マーケティング戦略を構築する力がますます重要になると考えられます。
__確かに、AIに取って代わられない分野もありますね。最終的には、AIを効果的に使いこなせる人が一番需要が高くなるのかもしれませんね。
その通りです。AIを効果的に使いこなせる人が、これからの時代を生き残るでしょう。AIが提供するツールをうまく活用し、自己成長を続けることが重要です。
__ありがとうございます!私自身も、AIとうまく関わっていきたいと思います!
※この記事にもChatGPTをふんだんに使用しております!梶野さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!!
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