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よく聞く「結論から話せ」について

こんにちは。🔔です。
今日は、面接の場だけでなく様々なビジネスシーンでよく耳にする、「結論から話せ」ということについて、少し実例を交えながら話していこうと思います。

まず、結論から話すって、つまりどういうことなんでしょう。
どうして結論から話さないといけないのでしょうか?

結論から「話せない」人のデメリットについてあげていきたいと思います。
①何についての話をしているのか、相手に考えさせてしまう
②話がダラダラ長くなりやすい
③自分自身が、話している内容についてを理解できていない可能性がある
大きく分けてもこの3つになるでしょう。

長々としゃべり続け、結局何を言っているのか分からない…。
こんな人、残念ながら結構います。

ではどうすれば「結論から話せる」人になれるのでしょうか。
話すときのポイントは中学英語の<5W1H>を基本に、結→起→承→転(→結)です。

実際にあった【意識できていない】人の話し方例をご覧ください。

『○○さん、私にはちょっと判断できなくて…
実はさっき取引先から電話があって、再来週ってどこかスケジュール空いてますか?
明日予定されているミーティングの件なんですが、××様が急遽都合がつかなくなってしまったと仰ってました』

どうでしょうか。
良くないポイントがいくつか盛り込まれていますが、お気づきになりましたか?

・言い出しから、何の話か分からない
・時系列がぐちゃぐちゃ
・結局「○○さん」は何をしたらいいのでしょうか

こんなところでしょうか。
ではこれを、分かりやすい形に変えてみましょう。

『○○さん、今お時間よろしいですか?
明日予定しているミーティングの件で先ほど××様からお電話があり、急遽都合が悪くなったのでリスケしたいとのことでした。
相談して私からお電話折り返すことになっているので、再来週でどこか空きがあるかスケジュールの確認をしていただけますか?』

どうでしょうか?
・言い出しに今話していいですか?と確認を入れている
・まず何の件についての話なのかが明確
・結果○○さんは「再来週のスケジュール確認をすればいい」ことが明確

違いがお分かりになりましたか?
仕事において、スムーズに意思疎通ができる人とは、一緒に仕事がしやすいです。

自分もこんな話し方になっていないか不安…という方は、下にチェックリストを作っていますので見てみましょう!

いかがでしたか?
一つでも当てはまっていたら、これまでに一度は
「結論から話してほしいなぁ」と相手に思わせてしまっている可能性があります。

でも安心してください。
今、話し方が下手でも、トレーニングをすれば誰でも改善することができます!
『私はこういう人だから…』
『私ってみんなにこんな風に思われてたのかな…』
諦めたり落ち込んだりする必要はありません。

自信がない人はまず自分から会話に入る、意見を言う頻度を上げていき、どんどん<話すこと>自体に慣れていきましょう。
起こった事象を書き出して、時系列に並べ、結→起→承→転(→結)に並べ替えて一度自分で読み直してみるだけでも全然違います。

面接の場では特に、限られた時間の中でたくさんのことをお話しすると思います。
時間のほとんどを「何が言いたいんだろう…」と思わせないように、簡潔で分かりやすい話し方を意識できるといいですね。

それでは今回はこの辺で。
また次回の更新にてお会いしましょう。

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