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初対面で会話が弾む人は何が違う⁉️テレアポトークスキル3選《vol.07》

こんにちは。株式会社エグゼクティブ『営業ラボ』チームです。
今日から使える、営業のヒント&テクニックを発信する営業ラボnote。

トップセールスに聞く!初対面でも会話が弾むトークスキル~テレアポ編~
テレアポの中でも、新規開拓&BtoB提案型商材は難易度が高く、高度な営業スキルを要すると言われています。

成果を上げ続けるセールスパーソンはどんなことを意識しているの?

vol.07では、初対面でも知らず知らずにうちに会話が展開する、3つのトークスキルについて解説していきます。

目指せトップセールス!


トークは相手の立場に立って考える

1、4行トーク

受付の方の立場

新規開拓営業のテレアポは、受け手の立場から見ると、見ず知らずの相手からの突然の電話ですよね。当然、事情も状況もわからないわけですから、相手の心には2つのネガティブ要素が生まれます。

⚠️知らない相手に対する警戒心
⚠️有益?不要?情報に対する不信感

電話を受けた時点では自分にとって重要な内容か、不要なのかも分からないうえ、「営業電話は取り次がない」というミッションもあると思います。(高確率であります)。そのため、「営業電話であれば断りたい」と早い段階でジャッジしようとする心理が働いてしまうのです。

第一関門である受付を突破しなくては、担当者と話をすることもできないため、受付突破術は非常に重要です。
⚠️知らない相手に対する警戒心/⚠️情報に対する不信感
払拭し、然るべき担当者に安心して取り次いでもらえるよう、
①手短に
②要点だけを押さえ
③有益?不要?のジャッジを受付の方にさせない
工夫が必要です。(※受付突破のコツは別の記事で紹介します)

受付突破。いよいよ担当者にアプローチです。
さて、晴れて受付を突破し、担当者と繋がったら「よし!」と伝えたい情報をすべてお話したくなってしまうと思いますが、ちょっと待ってください。ここでも、相手の立場を考えて会話を組み立てていきましょう。

0~100まで話したくなる気持ちをグッと押さえる。

◎自分は何者か(自己紹介)
◎なぜ連絡をしてきたか(目的)
◎何についての連絡か(用件)
◎相手にとってのメリット(関心)を

4行トークの要素

伝える内容を150~160文字程度に落とし込み、端的に伝えるよう意識してみてください。
トークスクリプトにある大事な部分をぎゅっと要約するイメージです。

「自社に必要なサービスかもしれない」
「もうちょっと詳しく聞いてみたい」と、
短い会話の中で、関心を持たせ、自分ごととして考えてもらえるかどうかは、アポイントに繋がる大きな差となりますので、日常の中でも、短い文章で伝えるトレーニングはおすすめです。

〈受付突破後の主なトーク構成〉

・自己紹介‥第一印象は重要。警戒心を解く※トークテクvol.06参照
・導入‥4行トーク 関心を引き付ける
・本題‥質疑応答で課題感を具体化し、提案をする
・クロージング‥選択肢を投げ意思決定を促す

会話の主旨が見えると気持ちが良いよね。

成果を出し続けるトップセールスは、テレアポでも商談でも一方通行の会話はしません。相手の小さな反応をキャッチしながら、双方向コミュニケーションを重ねています。
ここで紹介する『4行トーク』はトークスクリプトの「導入」に有効なテクニックです。

スクリプトがA4用紙で約20行ほどの内容であれば、
4行程度に、小学生にも伝わるよう分かりやすく要約してみましょう。
分かりやすく、簡潔で、イメージできるトークを意識して作ってみてください。

『4行トーク』とは

1️⃣ トークスクリプトを、小学生にも伝わる内容に落とし込む
(専門用語は分かりやすい表現に。事例は相手がイメージしやすい内容に)2️⃣ 20行ほどの内容を4行程度に要約する。

トーク展開で重要な「導入」部分で活用できるテクニックです。
主旨が伝わったら、次のSTEPで会話を広げていくよ

2、クローズドクエスチョンで会話を導く(A/Bトーク)

『4行トーク』で導入をお話したら、いよいよ本題に入ります。
しかし、新規開拓営業のお相手はほぼ初対面です。
課題感や状況を話しやすい工夫が必要な場面ですが、
意外とやってしまいがちなのが、回答範囲が広い質問です。

「何か困ってることはありませんか?」

何かとは‥何!?

どの困りごとを回答すれば‥?と相手を困惑させてしまっては、せっかく築いた信頼関係も悪化させてしまいますので、要注意です。

関係性が浅い相手に対しては、警戒心が働き、自分の情報を伝えることに拒否感が生まれるので、クローズド・クエスチョンで気負わずに回答できるような工夫をしていくと、自然と会話が進んでいきます。
そこで、オススメのトーク手法が『A/Bトーク』です。

では、⇩のNG/OKパターンの事例で確認してみましょう。

✖ 大きな質問は相手を困らせてしまう
🙎「最近、(営業活動)でお困りごとは何かありませんか?」
📞『(そう言われてもテレアポ、販路開拓、採用、色々あるしなぁ‥。何を答えれば良いんだろう‥?)あ、、特にありませんね。』‥終話。

何も聞けないばかりか、警戒心が更に強まってしまいますね><omg

❍ 二択の質問は回答しやすい
🙎「営業活動はざっくりと新規開拓(A)や既存顧客のフォロー(B)がありますが、今注力していきたいのは(A)(B)どちらになりますか?」
📞『うーん‥そうですね。(!新サービスの販路拡大に向けて動きはじめてるところだから‥)今でしたら、新規開拓ですかね!』
🙎「そうなんですね!(営業活動の状況や方向性を聞いていきたい)新規開拓って大変ですよね。ちなみに何名くらいでやられているんですか?」続く

こちらが聞きたい内容に向かっていますね。会話を導くことに成功です。

さらには、選択式でテンポよくラリーを続けることで、
→まるで自分の言葉で会話をしているような気になる
→警戒心が薄れる
→課題感といった一歩進んだ会話が生まれる
のように、会話に心地よさが生まれると、信頼関係も築きやすくなるというメリットもあります。
特にB2Bの提案型サービスの場合は、内容をイメージしてもらうことが難しいですよね。「課題感をヒアリングできずに終話してしまう」という方は、回答範囲を限定し、答えやすい『A/Bトーク』を試してみてください。

3、相手を主役にしたトーク展開を!

ここまでの流れで、会話しやすい土台ができたら、いよいよ次のステップです。

・本題‥質疑応答で課題感を具体化し、提案をする
・クロージング‥選択肢を投げ意思決定を促す

『A/Bトーク』を展開しながら、安心して会話ができる雰囲気を作っているので、お相手は質問に答えているだけのようで、しっかりと「自分事」として捉えながら回答をしている状態になります。

また、質問に答える中で「そう言われてみれば、そうかも💡」と
自分たちの状況や課題感に気付くケースもある
ため、
『相手を主役=自分事にする』トークシナリオを組み立てていくことで、
最終的に「話を聞いてみようかな」→課題が明確な質の高いアポイントに繋がりやすくなる、という流れが生まれます。

今回紹介した3つのステップ、いかがだったでしょうか。
相手を軸に会話を展開する。ぜひ今日から実践してみてください。

自分が伝えたいことを話すのは✖、相手を軸に置くことを忘れないで

インタビュアー後記

実際、3つのテクニックを使いながらロールプレイングをしてみましたが、難しい話&説明を聞かされる=聞き手のケースと、
分かりやすい内容で自分事化しながら会話をする=当事者として話をするケースとでは、最終的な理解度も、相手への信頼感も雲泥の差でした!

状況や課題感を丁寧にヒアリングしてもらえると、何か力になってくれるかもしれない✨️という期待感も芽生えました。(違いにビックリ)

営業ラボ(株式会社エグゼクティブ)では
『営業はモノを売ることではなく、相手の課題を解決すること』と定義しています。
目の前の方の力になれて嬉しい!
営業って最高!の声であふれるよう、ラボチームは皆さんの営業活動を
心から応援していきますっ!٩(๑´0`๑)۶

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当社は、BtoBに特化した法人向け提案型商材を得意とする営業アウトソーシング会社です。
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●新サービスの販路を開拓したい‥
1,000社以上の企業の営業課題を解決し、月間60社、500商談を提供している営業のプロフェッショナルが在籍しています。
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