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コーチ型コミュニケーションのすすめ

初・コーチング研修

2024年1月某日に初のコーチング研修をさせていただきました。

今年初? その企業様で初?「初」と言ってもいくつかの解釈ができますよね。実は、コーチング研修を今までやったことがなかったんです、私。
なお、アシスタントとしてコーチング研修やコーチ養成スクールに関わらせていただいた経験はこれまでにもあります。

講師としてやってこなかった大きな理由として、自分には"できない"とズッと思ってたから。それは大先輩たちと自分を比べていたから。私がコーチングを教えるなんて恐れ多いこと。そんな風に思ってました。また、現実的なこととして、1回の研修で身に付けることが難しく、継続的に実施していく必要を感じていたからです。

コーチ型コミュニケーション

今回は長年お付き合いのある企業様の一部署での実施で、何度も打ち合わせを重ねて一緒につくり上げたプログラムでした。
私自身は、管理職の人たちがコーチになる必要は無いと考えています。
でも!コーチ型のコミュニケーション、探索的な対話はできるようになった方がいいと考えています。

継続的なプログラムでなくても、コーチ型コミュニケーションの基礎を伝えることはできます。併せて、コーチングに関して私がこれまでに実践から体験的に学んだことをお伝えしたいと思ったんです。正直、本で読むのと実践するのでは天と地ほどの違いがあります。

想像以上の反響

ご依頼いただいた部署の担当者様から後日いただいたメールでも好評だったとお聞きしていました。そして、先日アンケートをシェアしてもらいました。おひとりお一人の回答を読んでいると・・・、
自分が思っていた以上の反響でうれしくなりました♪

もっと早くやっていればとは全く思わないのですが、これからもやっていきたいなと思ったんです。10年以上積み重ねてきたからこそ言えることがあり、伝わることがあるんだなって。

研修では、私がやってしまったミスもお伝えしました。

自己探究の旅はつづく・・・
Insight Journey continues・・・

Vol.0970/2024年2月5日に配信したメルマガを加筆・修正したものです。本号では他に「700円の使いみち」「今でもテーマパークをつくりたい」についても書いてます。メルマガにご登録いただければバックナンバーをお読みいただけます。


<ともつま編集長 雑記>

コーチ歴4年の私、先日参加した勉強会で、「体系的平等」という言葉に触れました。ICF(国際コーチング連盟)が定める倫理規定の中で定義づけられている言葉です。

「『体系的平等』— それぞれの『コミュニティ、組織、国家、社会』において、倫理観、核となる価値観、政策、体制、文化において慣行化されている性別、人種、その他についての平等」(ICF JAPANのHPより引用)
私たちが平等だと思っていることでも、そこに該当しない人から見ると平等ではないことを「体系的平等」というらしいのですが、これは性別や人種といった大きな括りでなくても日常的に起っていることなのかもしれないと思いました。

同じくICFが定めれる「コア・コンピテンシー(プロコーチの能力水準)」の中に、「クライアントの自己認識、とりまく環境、経験、価値観、信念に慎重に配慮している」(同上より引用)と記されていますが、コーチである私にもこれまでの環境や経験からくる価値観や信念があるからこそ、自分自身にとって当たり前の事実と思っている中にバイアスがあることに気づいていないのかも、と改めて自分自身を振り返るきっかけになります。

よく言われる「コーチとクライアントは平等」という意味の深さについて改めて考えてみるのと同時に、コーチとクライアントでなくとも誰かと向き合うとき、例えばパートナーに「なんであなたはいつもそうなの?」とか「なんで私の気持ちわかってくれないの?」と感じるときも同じなのだと思うのでした・・・(苦笑)。


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