見出し画像

受験生版Tiger Funding オシカジュリアナさん回の感想(後編・歯列矯正)

掲題の件、前編は焦点となった不法入国とその子供の対応について記しました。

後編は歯列矯正についてです。というのも批判コメントのうち不法滞在の次に多かったのがこの件です。令和の虎(受験生版TF)に100万円の融資を依頼しながら、それと同額ぐらいかかる歯列矯正をしているとは何事かというコメントです。
恐らくコメントした方は、中年以上、特に男性に多かったのではないかと感じています。なお、動画内で知人の好意でしてもらっており、費用はかかっていない旨を説明しています。

私は何をかくそう歯学部の一般入試合格者で、歯学部教員と面接で専門用語で対応できる程度の知識を有しています。

もはや若い女子にとって歯列矯正はインフラに近いものと考えています。逆にある程度以上の階層で今時ガチャガチャの歯並びの女の子は本当に少なくなりました。一流大学の女子(特に理系)に「服装はダサいし地味で化粧もしていないけど歯並びは綺麗」という人が多いのは生活資本の差です。つまり生活上の優先順位が上がったということで、他を削ってでも矯正はするということです。無理にでも進学させるのが当たり前になった大学進学と同じですね。
とはいえ、高額がかかるものであり、程度問題で、あまり裕福ではない家庭であれば「まあ積極的に綺麗でもないけど普通の範疇」であればそのままにするケースもあるでしょう。

しかし、彼女は右上1番が左上1番よりも出ていて一番目立つ2本が揃っていない(若い頃の宇多田みたいな感じ)。右上2番が矮小歯。右上3番が八重歯的に見え、下側は全体に前後して乱ぐい歯。これは矯正待ったなしというか、顔が整っているのに話したり笑ったりすると歯並びがかなり悪いという印象が残ってしまいかねません。他のどのお金を削っても歯列矯正すべき状況です。
本当はここに画像を出して示そうかと思ったのですが、私が17歳の女の子だったら、ネット上で知らないおじさんに画像で自分の顔面のウィークポイントを検証されたら泣いてしまいそうになるので、敢えて出しません。この動画の0:57あたりを参考に書いてみましたとだけ記します。

今回焦点になっている入国管理制度もそうですが、日本人の意識を改革するためにも条件をつけて歯列矯正は保険適用にすべきだ!と私は推進したいぐらいです。
極論ですが、今のご時世で大学に行かせられない状況、娘に歯列矯正をしてあげられない家庭であれば私は絶対に子供を持ちません。現代社会ではご飯や洋服、スマホと同程度のツールであると考えているいるからです。

学歴の便益という研究テーマがあるのですが、大学卒は高校卒よりも6000~7000万円の生涯賃金が高く、投資にすると年利8%以上にあたるそうです。そんな利率の定期預金はありませんから、いかに効力が高いかがわかるでしょう。
歯列矯正、特に女性にとっては、相応の便益があるように感じます。面接のある入試、就職試験、恋愛、結婚などなど。「歯列矯正と収入(世帯収入を含む)の相関性」を研究テーマにしてみると面白いかもしれません。

P.S. もし知り合いの方から自分はすべきかどうか?(しなくてもいいか?)と聞かれたら率直に答えますのでDM、LINE、対面等でいただければと存じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?