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経済学部に数学必須、その現実は!?

文部科学省が大学の学部の学びに応じた入試形態にせよという意向を示し、たとえば経済学部に数学を課すなどの記事がありました。
しかし、現在どうして経済系学部に数学がないかというと、日本では経済学部は文系の主要学部であり、数学アレルギーの文系に数学を課すことは学生募集競争力の低下につながるからです。あの早稲田政経ですら数学必須とはいえ数学1Aだけですからね。

さて、各大学の経済学部で数学が必須になった場合、どうなるかを予測してみました。日東駒専やMARCHで想像してみます。

方法1:受験科目に入れるが配点の割合を低くする
【受験科目】
英語 120、国語(現代文のみ) 120、数学 60
※古文と地歴公民削れば相当負担減になる

方法2:範囲を狭める
数学(1A・2)の範囲は以下の通りとします。
整数の基本のみ(1A)、二次関数の基本のみ(1A)、三角比の基本のみ(1A)、場合の数(1A)、データの分析(1A)、確率統計(1A)、微分・積分の基本のみ(2)
※オールマーク式は当然。
※微積は入れないと経済系学部で成立しなくなるので1問ぐらい教科書例題の単問を入れる。本当は指数対数も入れたいけど多くは望まない。

受験生の反応「英語と現代文で8割取れば数学2割で合格できる!」
ここまでやっても数学捨てるんかい・・・。

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