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売れる●●に具体的な数値を入れると変身する!

私、西村の肩書は、売れる通販プロデューサーですが、キャッチコピーに使っている「売れる」の定義を明確にすることで見えてくる世界があります。

「売れる」は、売れる通販、売れる商品など様々な通販シーンで使用されています。

特に、通販業界には「売れる○○」という甘いキャッチーな用語がたくさんあふれかえっています。

しかし、言葉のもつ良いイメージに反して現実の結果や数字はいつもシビアなものになります。

実際にやってみたら思ったより全然売れ無かった・・・
そんな通販事業者の社長も多いと思います。

通販業界には「売れる」というキャッチーな言葉のイメージに騙されない尺度についてお話しをします。

よって、今回は通信販売で使われる「売れる」のキャッチコピーの定義の話です。そもそも「売れる」の言葉のイメージは人によって様々です。

「売れる」という規模感は人それぞれで、会社によって「売れる」の規模感も異なるのです。

自社にとっての「売れる」は具体的な数値でいうとどうでしょう?

その昔私の会社では、「売れる」は、楽天市場の総合ランキング一位を指しており、1日あたり350万円でした。

このように数値の定義を明確にした上で社内共有しましょう。

例えば、自社にとっては月に10,000件獲得できない商品は「売れる」とは言わない、などになります。

「売れる」の言葉を具体化することの効用とは?具体的な数字で話してあげることで広告戦略から商品開発や訴求軸は変わります。

先ほどの私の会社の事例では、売れる商品というよりも楽天市場 総合ランキングNO1の方が具体性があり影響力も違います。

これは販売という面だけでなく、どのくらいの売り上げ規模で事業を進めていきたいのかという点に通じます。

売上100億円を通過点にしていたので楽天市場で総合ランキングNO1といってもね、となるわけです。

今、通販ビジネスを指導する立場としては、1つは、売上10億円を目指すという10億通販が一つの基準なのでその上においての「売れる」はまた異なってきます。

会社の考え方もそうですが、会社の規模を考えながら、自社はどんな訴求軸で、どんなベネフィットの商品で、どんな販売方法でやっていくのか?

この通販ビジネスの根幹に具体的な数値と理由をもつと会社が強くなります。
これが通販会社の「使命=ミッション」です。

「使命=ミッション」を使って明確な考えがあると社員も動きやすくなり、アイデアがたくさん出ます。

社員は制約条件がある方がアイデアが出やすくなるのです。

社長とはここが違いますので、経営者は制約条件を入れてあげてください。

1商品だけで100億を目指すのは私がいた会社以外には、3社しかありません。
※この10年間ですが

しかしながら、複数の商品で100億を目指す方法はあります。
売れる商品を探すのは、そこまで難しくはありません。
しかしながら、売れ続ける商品を探すのは、はっきり言って難しいです。

私がいたメーカーの通販部門は、言葉を数字で具体化することにすることに長けていました。

その結果、若手社員も飛躍的に成長できていたと思います。このように、会社は稀で、多くの通販会社で共通しているのが「具体的な数字」で話さないことです。

広告の数字を開示しないという会社さんもあります。多くの支援をさせて頂いている中で、数値を共有できない会社さんとのお付き合いはしないのですが、実際には存在しています。

一部の幹部のみが数値を把握しているという昔ながらの経営スタイルでは、現在の働き方改革には太刀打ちできません。

それでは社員が育つことはありません。業務改善もされませんし、勤労や会社へのモチベーションやリスペクトも続くことはありえません。

理由は数値がないところに責任がないからです。
通販ビジネスにおける数値は、お客さまの声と同じです。

通販会社の共通言語はイメージでなく、数値という真実で語れです。数値からお客さまの行動を想像することで施策が打てます。

成功している通信販売の強い通販会社はみんな同じ数値や言葉を使うからこそ、チームが一致団結し全員で売り上げを伸ばしていっています。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos