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「あの奇跡のりんご」だと売れる理由とは!

無農薬のりんごより「あの奇跡のりんご」だと売れる理由

現代の消費者が欲しいと思うのは「付加価値」がある商品です。
私が良く使う事例で紹介したようなあの有名人も使っている
というのも付加価値の1つの形になります。

もう1つ重要な付加価値が「ストーリー」です。

ストーリーとは、製品ができあがるまでの過程や
誕生秘話的な生み出したときの苦労、生産者の想いなどです。

スーパーでりんごが売っている場面を想像してみてください。
ただ単に「このりんごは無農薬で育てたりんごです」

と宣伝されているりんごより、

・このりんごはあの奇跡のりんごです
・木村秋則さんは8年間の歳月と極貧生活を乗り越えこのりんごを生み出しました

と宣伝されているりんごのほうが人は買いたくなるということです。

木村秋則さんは現在、「自然栽培普及」という第2の人生を歩んでいます。

次の世代の人たちに、この栽培の素晴らしさを深く理解してもらい、
自らも走ってもらえたらと思っているとのことです。

商品の開発エピソードや生産までの苦労を、
消費者の想像力を刺激し共感を呼ぶように伝えるのがストーリーなのです。

人間は本質的に誰かが困難を乗り越えたり、
目標を達成したりする姿には共感を覚えます。

その心を動かされる感情の揺らぎとともに
商品を紹介するのがストーリーブランディングです。

ただ商品の機能性を紹介する宣伝よりも、
興味を持ってもらい記憶に残りやすくなるのが
ストーリーブランディングの大きな特徴です。

これは、ドラマで取り上げられる商品が良く売れたり、
主題歌となった曲がヒットしたりするのと同じ仕組みです。

ドラマで取り上げられた商品は単純な商品の価値だけでなく、
ドラマの世界観や内容が付加価値として商品に足されます。

その結果、他の商品よりも魅力的に見えるためより売れるのです。

競合が容易に真似できないものがストーリーです。

ストーリーには多くの人が共感する「黄金律」があります。

・ピンチな状態
・新しい目標
・ビジョン
・共通の敵(いままでの常識)と新しい敵(気づき)
・キャッチフレーズ

という黄金律です。

普通であれば達成できないゴールを苦難の壁を乗り越えていく
というものです。

この型に自社の製品になぞらえて消費者の
共感を呼ぶ形で伝えるのがストーリーブランディングです。

描き出されたストーリーは競合他社が
簡単に真似できるものではありません。

そういったストーリーが消費者の共感を
呼び商品に大きな付加価値を付けてくれるのです。

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