アニメ制作時代の話⑧
おはようございます。
今日も「アニメ制作時代の話」Part⑧をお届けいたします。
９：３０を過ぎると、ぞろぞろとアニメーターさんたちが出勤をしてくる。
「おはようございます」
と私は一人ずつあいさつをすることも日課となっていた。そして、演出の方も出勤されたので、
「おはようございます。昨日は申し訳ありませんでした」
と改めてあいさつをした。演出さんはちらっとこっちを見て、
「今日打ち合わせ何時からだっけ？」
と質問をした。
「は、はい。今日は１３：００から●●さんとで電話での打ち合わせがあり、その後１５：００には◆◆さんが来社する予定です」
それを聞くと、演出さんは無言で自席へと向かっていった。私は昨日のこともあり、演出さんと話すときは常に心臓がバクバクと音を立てるようになっていた。
そうして、この日から演出さんとアニメーターさんの打ち合わせが始まった。直接打ち合わせができるアニメーターさんはスムーズに意思疎通ができるため、演出さんもご機嫌だったが、問題は電話打ち合わせだった。やはり直接会っていない分、意思の疎通が困難になる。全然意図が伝わらないアニメーターさんに対して、終始イライラしている様子の演出さん。電話が終わると、
「もう次からこのアニメーターさんとは仕事しないから。共演NGで」
と言われた。
「は、はい。わかりました」
と私は急いで、アニメーターさん情報をまとめているエクセルに「共演NG」と書き込んだ。
そうして、いよいよ原画の作成が始まった。
To Be Continued…
第二部
もう少し「アニメ制作時代の話」は続きます。正直、このあとからの作業工程については細かいことは忘れてしまっているので、調べながら記憶とつなぎ合わせて書いていこうと思います。
そして、全く別の話しを一つ。
今朝、山手線が運転見合わせとなっていました。始発からの遅れで、恐らく１時間弱くらい遅れていました。
「現在●●駅で確認作業を行っており、運転再開には～」
というアナウンスが駅に流れます。すると、周囲の人たちは「チっ」と大きな舌打ちをしたりして、あきらかに不機嫌になってきていました。
なかなか動き出さない電車に、とうとう誰かがキレてしまいました。駅のホームにいた駅員さんに、おじさんが大声で怒鳴りつけています。１分くらい怒鳴ったあと、ぶつぶつ言いながらその場を去っていきました。
Twitter等を見れば、「まじで最悪」「朝から遅延とかあり得ない」など、不満の投稿がどんどんと投稿されていました。
私も以前なら、怒鳴りはしないものの、心の中で舌打ちをしていたと思います。Twitterにも書き込みはしないものの、同じようなことを考えていました。
でも、少し前にnoteでフォローしている方の記事を拝見して、駅員さんの大変さを改めて感じました。その方は元駅員さんで、人身事故が起こったときの大変さをnoteに投稿されていました。それを見て、乗るだけの自分たちは、楽なんだなと思うようになりました。
だから、今日は不満を感じる前に、駅員さんの頑張りを感じることが出来ました。
noteを始めて良かったです。到着は遅れたものの、無事に職場まで辿り着くことが出来ました。山手線の駅員さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
それでは今後ともよろしくお願いいたします。
※その方のnoteについてはまた改めて許可をとってからご紹介できればと思います。ついさっき起こった出来事だったので、心にとどめておくために第二部で投稿しました
日報
いつもご覧いただきありがとうございます。仕事も相変わらず忙しいですが、気持ち的には山を越えられたような気もしています。
引き続きよろしくお願いいたします！
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