見出し画像

傘を失くしかける【失恋から立ち直る方法●】[2024/05/27]

婚活用の服を入手したくて、商業ビルをハシゴしている途中で傘を忘れた。

外に出て、雨がパラついていて、初めて傘をどこかに置いてきてしまったことに気づいた。

記憶を辿ってみる。

あそこでジャケットを見て、そのあと、次のお店でスカートを見て、
なかなか良いのが見つからず、疲れてきたからご飯にして、、
また気を取り直して服屋さんを見て・・・。

そのビルを振り返って、恐らく直前に訪れた建物の中にあるはず。
ただ、どこのお店で置いてきたかが思い出せない。

最後の店でフィッティングルームに入ったときには、すでに傘を持っていなかったような気がする。

となると、その前のお店か、ご飯を食べた店か、ジャケットを見たお店。

上階から降りてきたので、逆にまた上に上がる。

エスカレーターを使うから、山登りをする訳でもないのに、下りより上りの方がしんどさを感じるのは何故だろう。

最後に入ったお店のフィッティングルームを見に行く。思った通り、無い。フロアを上がる。スカートを見ていたお店にもない。

次、先にジャケットのお店。こちらは店員さんと話していたので、その人を見つけて聞いてみたけれど、無さそうだ。

最後にご飯を食べた店。
レジを覗いたら、私の傘が置かれてあった。
よかった。
ほっとする。
お礼を言って手渡してもらう。

まだ買ってそれほど使っていない傘だし、
そもそも、帰り道もっと雨が降るかもしれないのに、傘がないのは心もとない。
ちょっと心が焦っているときに、物を無くしたりすると、いつもよりダメージが大きくなる気がする。

普段仕事のときは、晴雨兼用の折り畳み傘を鞄に入れているから、今日のように長傘を持つときは危ない。
服を探すという目的で頭がいっぱいなっていて、買った荷物が増えると、手見持っていたことを忘れるようだ。

明日も雨みたいだから、見つかって本当に良かった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?