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マネージャーは社内に引きこもらず、外で学ぶ時代【EVeM1期生・長岡宏さん】

ベンチャーマネージャー育成スクール「EVeM MANAGENMENT ACADEMIA」を修了された方にアカデミアで学んだことや修了後の変化について語っていただくインタビュー連載企画、第2弾はグッドパッチでデザインマネージャーを担当している長岡宏さん(以下ヒロさん)に話を伺いました!

▶EVeM MANAGENMENT ACADEMIAは、「Emo」にリニューアルしました!

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長岡 宏(ながおか ひろし)
株式会社グッドパッチ
デザインマネージャー


Webデザイナーとして複数のITベンチャーでキャリアを積み、大規模サイトからコーポレートサイト、多様なWebデザイン業務、アートディレクションを経験。
35歳を過ぎてから徐々にマネジメントに移行し、デザイナーチームのリーダー、マネージャー、事業部責任者としてクリエイターの育成や採用、組織・仕組みづくりに従事。
2018年2月にグッドパッチにデザインマネージャーとしてジョインしてからは、デザイナーとしてのキャリアや組織づくりの経験を活かし、クライアントワークではデザイン組織づくり、組織のビジョン・ミッション策定、チームビルディング、デザイナー採用・コーチング・メンタリングなど幅広く行なっている。


マネージャーとして得た大きな成功体験

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- マネージャーとして、今はどんなお仕事をされてるんですか?

グッドパッチでデザインマネージャーをしています。
メンバーは10名程見ています。
もう自分で手は動かしていなくてマネジメントメインで動いています。

- どんなことに注力していますか?

自分が全てのメンバーを直接見るという「文鎮型」の組織から、ミドルマネージャーを置く「構造型」の組織に転換を図っています。
その過程で、マネージャー育成方法や権限移譲方法を考え、マイルストーンも決めてあるべき体制転換を推進しています

- ひろさんのこれまでのマネジメント実績はnoteでも拝見しました

ありがとうございます。この記事にあるように、グッドパッチが組織崩壊を起こしているタイミングでマネージャーとして入社しました。
初めからうまくいったわけでは決してありませんが、試行錯誤をする中で低かったエンゲージメントスコアを大きく上げることができたことは、自分の中でも成功体験として残っています。

▶ヒロさんのお取組が紹介された記事はこちら

アカデミアに入った理由と得たもの

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- そんな大きな成功体験を持つヒロさんが、なぜこのアカデミアに入ろうと思ったのでしょうか?

3つ理由があります。

①自分の経験を棚卸し、学びを深めたかった
②いずれマネージャーを育成する立場になるからその準備をしたかった
③他の会社のマネージャーたちがどんなことをしているのか知りたかった

この3つが理由です。
アカデミアの告知ページを見て、このプログラムは学習内容を型として身に付けるプロセスがしっかりしていて、自分の身になると確信しました。
見た瞬間に応募しましたね、僕が応募第一号です(笑)

- もうありがたい限りで(泣) 入ってみてどうでしたか?

期待通り、マネジメントの型が網羅されていました。
経験したことは型を通じて棚卸しがなされ、未知のことはこれから訪れるであろうこととして心構えを持って知ることができました。

中でも印象的だったのは「マネジメントということにおいては、経営者もマネージャーもやることはそれほど変わらない。フィールドが少し変わるだけ」という教えです。
EVeMではマネジメントの型だけではなく、経営というシーンにおいてそれらはどう活用するのかという「経営マネージャーの型」も学ぶのですが、実際学ぶと、今マネージャーとして自分がやっていることは経営にダイレクトに生きるのだとよくわかりました。

CxOを目指しているのですが、今の延長で目指すことは間違っていないという確信にも変わりました。

- 他のマネージャーからは学べましたか?

たくさん学べました。経営層もいれば部長もいる、人事もいれば開発も営業もいる、様々な立場の様々な職能の方々からリアルな課題やナレッジが聞けたし、いろんなディスカッションができた。
自分が今まで経験してきたこと以外にもたくさん身に付けられることがあり、明日から活かせるナレッジをたくさん得ることができました。

型を活用する

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- 一番印象に残ったプログラムは何ですか?

「ピープルマネジメント」は濃かったですね。評価にどう臨むか、1on1はどのような技術を発揮し行うのかなどたくさんのナレッジを得ました。ティーチング、コーチング、フィードバック、アサイン、タイプ、チャレンジゾーン・パニックゾーンなどなど

 - めちゃめちゃ覚えますね(笑)


はい、覚えてますよ。次の日から使える具体的な型ばかりですから、学んだら早速使っていたので。

- 実際、今も活かされていることも多いですか?

多いですよ。
たとえば、アサインメントで育成ゾーンなのか共同ワークなのか、という型は良く活用しています。

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この型を使うことでメンバーが今どのポジションで仕事をしているのか明確になり、それに合わせた接し方をロジカルに設計できます。

ゾーン(コンフォート・チャレンジ・パニック)も良く見てますね。

ゾーン

ゾーンは変わるので、今チャレンジ足りないかな?逆に、思考停止になってパニックになっていないかな、など定点的にメンバーを観察して、それに合わせたサポートをするようにしています。

今まであまり考えずにアサインして、成功したのかどうかは評価の時に見るという感じだったので、そうじゃなくて定点的にメンバーの状態・状況を観察できています。

「超」楽しみな週1回・3時間の議論

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- アカデミアに入って良かったことはどんなことですか?

僕にとっては週1の3時間、超楽しかった。
土日で動画を見て予習して、予習シートに記載して、クラスのある曜日に議論する、という毎週が楽しみで仕方なかった。
議論の前に、「今日はこのテーマだからどんな話ができるかな」「他の人はどんな質問書いてるのかな」と見ながら当日来るのをワクワクしてました。
クラスのメンバーにも恵まれました。

- なんか、みなさんの議論が盛り上がりすぎて僕があんまり話さない日もあったような(笑)

そうでしたかね(笑)
受動的な人は誰一人おらず、真剣に成長を取りに行っている人の集まりだったので、自然と盛り上がりましたね。
みんな現職で重責を担っている人ばかりなので、腹の立つことも愚痴を話したい時もあったのでしょうが、誰一人後ろ向きな発言はしなかったですね。
そういう仲間と場に恵まれたので、深い議論ができたし、議論を通じて本質的な理解ができたのだと思います。

起業家だけじゃなくマネージャーも、組織の中だけじゃなく外で学ぼう

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- アカデミアはこれからも続くわけですが、未来の受講生にひとことお願いします

マネージャーの悩みって尽きないですよね。時代の変化も激しくなる中、その悩みは大きくなる一方だと思います。
過去は組織の中で学び、組織の中に閉じたナレッジを学んでなんとなったかも知れませんが、これからの時代は難しいですよね。
起業家だけではく、マネージャーも外に出るべきです。
外の人と交わってナレッジをアップデートするべきだし、外に出てマネジメントを教えることもあっていい、そのように「マネジメントが解放される時代」だと思ってます。

会社の中だけで学ぶのものではなく、外に出よう、ということが伝わると良いですね。

さいごに

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長村さんにお誘いいただき、EVeM認定トレーナーになりました。
トレーニングの提供はもちろん、コンテンツ開発にも携わっています。

EVeMでの活動を通じて、一人でも多くのマネージャーに型を伝え、型の先にある自分らしいマネジメントスタイルの確立を支援したいと思います。

EVeMに興味のある方、ぜひご連絡くださいね。ではまた。

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