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災害を甘く見ないで。今私たちにできること。

こんばんは。nozomiです。


2月13日23時08分に福島県沖を震源とするマグニチュード7.1最大震度6強の巨大地震が発生しました。この自身で東日本大震災を思い出した方はかなり多いのではないでしょうか。

私は出身が東北で現在も東北に住んでいます。巨大地震の怖さを今でも覚えています。東日本大震災のような大きな被害をうまない為には私達一人一人の防災意識がかなり大事だと思います。

先日Twitterで防災リュック、備蓄品の用意があるかアンケートを取ったところ4割以上の方がないと答える結果となりました。



日本は地震大国ですし、大きい地震が来ても当たり前かと思う方が多いのはわかるのですが、やはり何かあってからでは遅いです。できることはしておくのが大切だと思います。


そこで今回は防災リュックに詰めておくべきもの、備蓄品として置いておきたいもの、巨大地震が発生してしまった際の対処法などお伝えしたいと思います。



防災リュックに詰めておくべきもの

・水


500mmのものを6本程度
(小分けにすることで衛生面の心配なし、困ってる人に分けることが出来る)


・食料


カロリーメイトや乾パン、缶詰、インスタント食品、チョコレート、飴などの保存がきき持ち運びしやすいもの


・ウエットティッシュ


・簡易トイレ 


・トイレットペーパー


(芯を抜いて小分けにしておく)


・携帯歯ブラシ


・粉シャンプー(水が要らないもの)


・薬


(常備薬があるかたは1週間分、胃腸薬、頭痛薬、絆創膏、軟膏などはマスト) 


・マスク 


・身分証のコピー 


(保険証はマスト)


・モバイルバッテリー 


・現金


(小銭多めに)


・ラジオ


(携帯電話のラジオアプリでも可。あると携帯の充電を減らさないので〇)


・筆記用具やノート


・懐中電灯


・手袋


(皮のものがいいがゴム手袋、軍手でも可) 


・ヘルメット 


(簡易のものだとかさばらない)


・衣類(数着)


・下着


・靴下


・レインコートや傘


・テープ 


(ガムテープや布テープなど、怪我したところを抑えるのにも使える為、布テープができれば良い。)


・簡易ナイフ


・タオル2〜4枚


・ラップ


・紙コップ


・割り箸



女性に必要なもの


・生理用品

(ナプキンやタンポン、生理用ショーツ)


・防犯ベル


・スキンケア用品 


(オールインワンタイプのものだとかさばらない)


・カップ付きインナー


(ブラジャーはかさばってしまう、動きにくい為) 


乳幼児が居る場合必要なもの


・ミルク(粉、固形タイプ)


・哺乳瓶


・おむつ 


・ビニール袋


・おんぶ紐


・離乳食 


・絵本(小さめのもの)




季節によって必要なもの(冬)


・アルミブランケット


・カイロ 


・ヒートテック


・厚めの靴下





リュックに詰めるコツ



・用途ごとにポーチに分ける


衛生用品、食料品、衣類など小分けにして取り出しやすいようにするのが〇いちいちリュックの中を全部探さなくても良くなります。



・重たいものはなるべく上に入れる


持ち運ぶ際に軽く感じるコツのひとつです。重心をなるべくへそ上の高さにしてあげると同じ重さでも持ち運んだ際の疲労度が変わってきます。



・なるべく軽く、ポケットが多いリュックにいれる


使いやすさを重視しましょう、リュック紐の長さをかえれるものであれば尚良いです。


・リュックの重さは成人男性で15キロ、成人女性で10キロ程度までが良いとされています。持ち運ぶことを考えて特に女性の方はリュックに詰めた後、背負って見ると良いと思います。




全部揃える時間が無い、そんな時は?


Amazonや楽天などのネットショップにも防災リュックセットはたくさん販売されています。

保存食が入っているものを買うと良いと思います。中には小型のペットを運べるリュックもあるようです。1人当たり1万円前後のものが多いです。足りないものは各自買うようにしましょう。






備蓄品として必要なもの(一人あたり)


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・水(10〜15リットル程度)


・レトルト食品


・インスタント食品


・パスタ(うどん、そばなど水で洗うものは✕)


・チョコや飴、クッキーなどのお菓子


・カセットコンロ、ガスボンベ


(IHクッキングヒーターでも勿論〇)


・紙皿、紙コップ


・ラップ


・懐中電灯


・ラジオ


・モバイルバッテリー


・簡易トイレ


・市販薬


・ウエットティッシュ


・化粧品


(使わなくなったものを捨てずに備蓄品として利用)



家の備蓄品は3日分の用意が必要です。電気、水道、ガスなどのライフラインは大災害が起きた際復旧まで時間がかかりますし、スーパーマーケットやコンビニは大混雑し、必要な分買えるかも分かりません。


ライフラインは電気、水道、ガスの順で復旧するので各ライフラインに合わせた備蓄品を用意しておきましょう。




防災リュック、備蓄品の置き場所


防災リュックは玄関や寝室などいざと言うときにすぐ手に取りやすい場所に置くべきです。

水に関しては玄関だけでなくキッチンやリビングなど色々な場所に置いておくと良いです。





巨大地震が起きてしまった、そんなときは?


地震発生時


【屋内】


家の中にいる時


・ドアや窓を開けるなど脱出口を確保


・火を止める、元栓をしめる 


・テーブルや椅子の下に隠れ、頭を守る


会社やビル


・窓や照明から離れる


・デスクに身を隠す


・非常口から脱出する


コンビニ、スーパー、デパート 


・商品棚から離れる


・非常口から脱出する


・窓や割れ物が多い場所から離れる



【屋外】



・崖や急斜面から離れる


海 


・高台や高い建物に避難


・避難標識を探す



駅、電車


・カバンなどで頭を守る 


・駅員のアナウンスに従う



市街地


・建物や看板から離れる



地震が収まったら


・安全の確保


防災グッズを持ち必ず靴下、スリッパ、靴などを履き避難すること。


・情報収集


行政機関からの避難勧告や指示に従う。近くの避難場所を調べる。


・避難


ガスの元栓、電気のブレーカーを切り、できるだけ徒歩で避難しましょう。


各自治体のウェブサイトや


避難場所を検索できるサイトを活用し、事前に場所を知っておきましょう。





最後に


巨大地震は突然やってきます。先日の地震がそうでしたね。大事には至らなかったものの、沢山の余震が来ていたり東日本大震災の時と震源地が似ていたり不安になる方が多いと思います。

そして南海トラフ地震もいずれ来ると言われています。緊急時に備えるためには事前に対応を知っておくことが大切です。


避難方法や場所、経路だけではなく、地震が起こった瞬間にすぐに行動に移すための知識、避難時に行わなければいけないことの把握など落ち着いて行動するためにそれぞれの備えがとても大切です。


イマイチぱっと来ないなと思う方でも、備えがあるなしでは本当に変わってきます。何かあってからでは本当に遅いです。怪我をしたり犠牲になる方を1人でも減らすために1人1人意識して欲しいと思います。

そして皆さんの大切な人に防災対策がしっかり出来ているか確認して欲しいです。東日本大震災からもうすぐで10年ですね。あの悲劇を繰り返さないために、あの時の教訓を思い出し、行動していきましょう。


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