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イエスキリストの発言集(マタイ編)

新約聖書の「マタイによる福音書」における、イエスキリストが語られた御言葉だけを列挙していきます。(1~5章)
引用は全て、新共同訳聖書を用いています。

  • 今は止めないでほしい。正しいことをすべて行うのは、我々にふさわしいことです。

  • 『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。

  • あなたの神である主を試してはならない。

  • 退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、ただ主に使えよ』と書いてある。

  • 悔い改めよ。天の国は近づいた。

  • 私についてきなさい。人間をとる漁師にしてあげよう。

  • 心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人の物である。

  • 悲しむ人々は、幸いである。その人たちは慰められる。

  • 柔和な人々は、幸いである。その人たちは地を受けつぐ。

  • 義に飢え乾く人々は、幸いである。その人たちは満たされる。

  • 憐み深い人々は、幸いである。その人たちは憐みを受ける。

  • 心の清い人々は、幸いである。その人たちは神を見る。

  • 平和を実現する人々は、幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。

  • 義のために迫害される人々は幸いである。天の国はその人たちの物である。

  • 私のためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口をを浴びせられるとき、あなた方は幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなた方より前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。

  • あなた方は地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味がつけられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。

  • あなた方は世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。また、灯火を灯して枡の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中の物すべてを照らすのである。

  • そのように、あなた方の光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなた方の立派な行いを見て、あなたがたの天の父を崇めるようになるためである。

  • 私が来たのは、律法や預言者を廃止するためだ。と思ってはならない。廃止するためではなく、完成するためである。

  • はっきり言っておく。すべてのことが実現し、天地が消えうせるまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。

  • だから、これらのもっとも小さな掟を一つでも破り、そうするようにと人に教える者は、天の国で最も小さい者と呼ばれるようになる。しかし、それを守り、そうするように教える者は、天国で大いなる者と呼ばれる。

  • 言っておくが、あなた方の義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなた方は決して天の国に入ることはできない。

  • あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺したものは裁きを受ける』と命じられている。

  • しかし、私は言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に「ばか」と言う者は最高法院に引き渡され、「愚か者」と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。

  • だから、あなたが祭壇に供え物を捧げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りし、それから帰ってきて、供え物を捧げなさい。あなたを訴える人と一緒に道を行く場合、途中で早く和解しなさい。

  • さもないと、その人はあなたを裁判官に引き渡し、裁判官は下役に引き渡し、あなたは牢に投げ込まれるに違いない。はっきり言っておく。最後の1クァドランスを返すまで、決してそこから出ることはできない。

  • あなた方も聞いているとおり、「姦淫するな」と命じられている。しかし、私は言っておく。淫らな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。

  • もし、右の眼があなたを躓かせるなら、えぐり出して捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄へ投げ込まれない方がまじである。

  • もし、右の手があなたを躓かせるなら、切り取って捨ててしまいなさい。体の一部がなくなっても、全身が地獄に落ちない方がまじである。

  • 「妻を離縁する者は、離縁状を渡せ」と命じられている。しかし、私は言っておく。不法な結婚でもないのに、妻を離縁する者はだれでも、その女に姦淫の罪を犯させることになる。離縁された女を妻にする者も、姦通の罪を犯すことになる。

  • また、あなた方も聞いているとおり、昔の人は「偽りの誓いを立てるな。主に対して誓ったことは、必ず果たせ」と命じられている。しかし、私は言っておく。一切誓いを立ててはならない。

  • 天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。

  • 地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。

  • エルサレムにかけて誓ってはならない。そこは大王の都である。

  • また、あなた方の頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。

  • あなた方は「然り、然り」「否、否」と言いなさい。それ以上のことは、悪い者から出るのである。

  • あなた方も聞いているとおり、「目には目を、歯には歯を」と命じられている。しかし、私は言っておく。悪人に手向かってはならない。誰かがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。誰かが、1ミリオン行くように強いるなら、一緒に2ミリオン行きなさい。

  • 求める者には与えなさい。あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。

  • あなた方も聞いているとおり、「隣人を愛し、敵を憎め」と命じられている。しかし、私は言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなた方の天の父の子となるためである。

  • 父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。

  • 自分を愛してくれる人を愛したところで、あなた方にどんな報いがあるだろうか。徴税人でも同じことをしているではないか。

  • 自分の兄弟にだけ挨拶したところで、どんな優れたことになろうか。異邦人でさえ、同じことをしているではないか。

  • だから、あなた方の天の父が完全であられるように、あなた方も完全な者となりなさい。

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