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【わが家の話】データドリブンな?家計管理

PMとプリセールスがプロジェクト運営っぽく一緒に暮らしているお話第二弾です。今日はハッシュタグを見つけたのでお金の話にしてみます。

パートナー間でお財布は別か?一緒か?という話題があると思うのですが、私たちは別です。以前から自分が使っていた口座を使って、運用ルールだけ決めています。

別財布にしている理由は以下です。

・自分財布と二人財布、お互い二重管理がめんどう
・共同名義の銀行口座や証券口座は作れない(今の日本では多分)
 =口座名義じゃない側にリスクがある、アンフェア
・下手にお金のやり取りすると贈与税かかりそう

お互い信頼していることは前提にありますが、頑張って働いて得られたお金なのでフェアに管理したい・手間はなるべく少なくしたいという意図です。

コンセプトの甲斐あって、日頃お金のルールを意識することはほぼ無く快適です。

以下は、どのように運用ルールを作ったかの記録です。
1年間つけた家計簿や、お互いの平均収入や昇給予測なども考えつつデータドリブンに決めたルールです(笑)へぇ〜と楽しんでいただけたら嬉しいです。


前年実績

何につけても実績や事例はめちゃくちゃ参考になる情報だと思っています。まずは一緒に住んでからの1年間、あまり深く考えず暮らしました。夫はデータ収集とか好きじゃないので、私が家計簿をつけてデータを取りました。(データとか集めるの大好き。)

食費、光熱費、ガソリン代、その他もろもろ、季節変動込みでかかるお金を把握しました。


負担割合

これらの費用をどう分担したらいい感じか検討して、収入比を基準にしようと決めました。収入比は、世帯年収を100%としたときにお互いの収入が何%を占めているか、です。

私たちの場合は60:40なので、一年間に二人で 300万円必要だとしたら 180万円と 120万円で分担していく感じです。

この分担で二人で生きるのに必要なお金を払い、この後に書いた内部留保・資産運用のお金を取っておき、それ以外はすべて自由に使っています。


予算配賦

費用分担の割合は決めましたが、面倒くさがりなので「はい、これ今月の生活費の60%ね(手渡し)」とかは勘弁してほしい。忘れるし。楽にお金を集約する方法はないか探しました。

共通クレカや、なんらかのペイに毎月定期的な自動送金ができれば嬉しかったのですが、あまりいいものが見当たらないし、結局冒頭の名義問題あるしね〜という議論になり、いい答えがないかと思われましたが、

夫「お金一か所に集める必要あるんだっけ?
(こういう根本を問う思想は好き)

そう言われてみると、お金の集合場所はいらなかったので、生活費の科目を組み合わせてなんとなく 6:4が作れないか考えました。すぐできました。

6:4 = 住宅ローン : それ以外

わかりやすすぎ

これに気づいた時はほんと最高な気分だったな〜〜〜。


内部留保

いざというときの現金として、賞与の 1/4 を毎回確保してます。このルールの根拠は、無理なくとっておける金額ということ以外特にないです。

冒頭の名義問題があるので、お互いの口座の一つを現金確保専用にしました。賞与の時だけ振り込めばOKなのでまぁ良しとします。


資産運用

これも同じく名義問題があるので、お互いの賞与の 1/4 で都度ETFを買っています。各自の証券口座で買うので他のものと混ざらないように銘柄(ETFの場合も銘柄でいいんですかね?)固定してます。

これも賞与の時だけ、何も考えずに買えばOKなので楽です。内部留保と合わせて賞与の 1/2 を現金+運用でプールしていく感じになります。

投資信託は買ってひたすら気絶していればいいのが好きで、この分以外にも自分の財布から毎月自動積み立てしてます。面倒くさがりなので自動化を愛してます。


決算報告

ここまでのルールで行動すると、手取りの半分が二人暮らしの維持と未来への備え、残り半分は自由なお金になります。今は二人暮らしなのでこれで特に問題は起きていません。

日頃はそれで運用していき、賞与のタイミングを会社でいう期末に見立てて、お互いの資産状況をシェアしてます。妙に多かった支出、収入の変動、今のルールでちょっと苦しい部分などがあればそれも伝えます。もし、ルールを見直ししたければ、我慢せずそれをリクエストします。

あとは、年に一回、何年後にどれくらい資産が増えそう、このライフイベントにどれくらいお金かかりそう、今のままで大丈夫かな、みたいなことを経営会議してます。


ポイント

データを取ってからルールを決めたところが一番のポイントです。実績に基づいているので、切り詰めなきゃとか、予算超えたんですけど(怒)とか、切迫した状況になりにくいです。

もっとお金増やしたい〜〜〜などの方針転換にも、現状のデータがあるのでいい作戦が練れます。そのペースで資産増やすことが無理なのか いけるのかとか、どの費用は削れるのかとか、なんとなくわかります。納得感があるし無理をしなくて済むので、データドリブンおすすめです。

ちなみに実際に1年間家計簿を記録してみたところ、季節変動があるのは電気代くらいでした。 (関東在住なので雪などは降りません) 1ヶ月記録して 12倍して一年分 + 電気代 バッファ 3万円? くらいで計算としては成り立ちそうなので、もしお好みに合えば試してみてください。

ちなみに今年のお金に関する目標は、大きな資産を臆せず扱うです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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